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2020 年度 研究成果報告書

膜小胞を細胞外に分泌高生産する新奇細菌における膜小胞形成機構の解明と応用

研究課題

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研究課題/領域番号 18K19178
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
審査区分 中区分38:農芸化学およびその関連分野
研究機関京都大学

研究代表者

栗原 達夫  京都大学, 化学研究所, 教授 (70243087)

研究期間 (年度) 2018-06-29 – 2021-03-31
キーワード細胞外膜小胞 / タンパク質輸送 / タンパク質分泌 / 表層糖鎖
研究成果の概要

細胞外膜小胞高生産性細菌 Shewanella vesiculosa HM13 の膜小胞主要積荷タンパク質が、Ⅱ型タンパク質分泌装置に類似した装置によって細胞外に輸送され、膜小胞表層の多糖との相互作用によって膜小胞に積み込まれることを見いだした。また、膜小胞の主要なリポオリゴ糖の構造を明らかにした。さらに、膜小胞の生産制御に関与するセンサータンパク質ホモログを同定した。

自由記述の分野

分子微生物科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

細菌が細胞外に分泌生産する膜小胞は、細菌間や細菌-宿主間のコミュニケーション、環境中の栄養素利用、病原性細菌の病原性発現などを担うことから、近年、大きな注目を集めている。本研究は、そのような膜小胞の生産機構の一端を明らかにした点で意義深い。また、膜小胞に任意のタンパク質を積み込むことで機能性膜小胞を作るための基盤となる知見を与えるものであり、応用面でも意義深い。

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公開日: 2022-01-27  

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