次年度使用額が生じた理由 |
本年度に実施したシカ小型ピロプラズマ感染の血清診断法の確立の試みでは、大腸菌ベクターによるその診断用候補組換え抗原の発現効率が不十分であった。そのため、感度が高い診断法を確立するには、より親水性の高い組換え抗原の大量発現に向けたシステムの再構築が必要となった。そこで、新たな組換え抗原の発現解析に必要となる使用額として次年度に2,001,551円を繰り越した。次年度では、物品費(1,201,551円)、旅費(200,000円)、人件費(600,000円)の内訳を計画している。
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