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2020 年度 研究成果報告書

共喰いの分子基盤の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 18K19266
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
審査区分 中区分42:獣医学、畜産学およびその関連分野
研究機関東京農工大学

研究代表者

新村 毅  東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 准教授 (50707023)

研究期間 (年度) 2018-06-29 – 2021-03-31
キーワード共喰い / カニバリズム / 全ゲノムシークエンス / 集団ゲノム解析 / RNA-seq
研究成果の概要

本研究は、動物界において広く報告されている共喰いの分子基盤を明らかにすることを目的にした。我が国が有するニワトリバイオリソースの大規模な表現型解析を実施、同一品種の中にも共喰いの程度が異なる集団を発見し、それらの集団を用いて次世代シークエンスによる全ゲノムとRNA-seqの統合的解析を実施し、共喰いを規定している候補遺伝子の抽出と、その分子メカニズムを明らかにした。

自由記述の分野

システム行動生物学

研究成果の学術的意義や社会的意義

21世紀以降、家畜福祉(アニマルウェルフェア)はグローバルスタンダードとなり、ニワトリ用のケージ飼育が世界的に禁止となり、広い空間に数千羽以上を放し飼いにする管理方法への移行が始まっている。しかしながら、そこではニワトリ同士の共喰いが多発するため、この問題行動の遺伝的制御が世界的な課題となっている。本研究は、この課題を遺伝的に解決するための基盤を明らかにした。

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公開日: 2022-01-27  

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