研究課題/領域番号 |
18K19394
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分47:薬学およびその関連分野
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
吉田 栄人 金沢大学, 薬学系, 教授 (10296121)
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研究分担者 |
伊従 光洋 金沢大学, 薬学系, 准教授 (20608351)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2020-03-31
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キーワード | 三日熱マラリア / プリマキン / 自然免疫 / バキュロウルス |
研究成果の概要 |
バキュロウイルス(BV)筋注により誘導された自然免疫応答が肝臓期マラリア原虫を排除していることをIFN-aRKOおよびIFN-gRKOマウスを用いて解明した。プリマキンでは、感染24時間後の肝臓内原虫を排除することはできず、BV効果がプリマキンを上回っていることが明らかとなった。このメカニズムとして、BVが誘導する抗肝臓期マラリア原虫活性はIFN- aからのシグナル伝達による自然免疫応答メカニズムが大きく関与することが明らかとなった。
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自由記述の分野 |
感染症、マラリア、治療薬
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
三日熱マラリアの根治治療に使用されている唯一の薬プリマキンは、多くの禁忌、副作用があり三日熱マラリアコントロールの障害となっている。BVが誘導する自然免疫応答が肝臓期マラリア原虫に対して強力な殺傷効果を発揮するメカニズムを一部解明できたことは、BVを利用したプリマキンに替わる新しいコンセプトの抗マラリア新薬の開発につながる。
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