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2021 年度 研究成果報告書

膜タンパク質の配向と脂質膜の非対称性を制御した固定化平面膜の開発とAFM観察

研究課題

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研究課題/領域番号 18K19422
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
審査区分 中区分48:生体の構造と機能およびその関連分野
研究機関金沢大学

研究代表者

角野 歩  金沢大学, ナノ生命科学研究所, 助教 (80717140)

研究期間 (年度) 2018-06-29 – 2022-03-31
キーワード高速原子間力顕微鏡 / 非対称膜
研究成果の概要

本研究の目的は、膜タンパク質の配向と脂質膜の非対称性を同時に制御した固定化平面膜の調製法を開発し、脂質膜の非対称性が機能に関わる膜タンパク質の動態を高速AFM観察することである。2019年度までに、液滴接触法によりAFM基板上で平面膜を調製することを試みた。探針走査型高速AFMの試料ステージ上で、マイクロマニピュレーターとマイクロインジェクターを用い、AFM基板上に均一な脂質薄膜を調製できた。しかし、探針走査型高速AFMの光学系が不安定という問題点があった。よって2021年度は、探針走査型高速AFMを、より動作が安定している試料走査型高速AFMに作り替え、安定動作できるレベルまで調整した。

自由記述の分野

生物物理学

研究成果の学術的意義や社会的意義

AFM基板上での膜タンパク質の配向と脂質膜の非対称性の同時制御ができれば、膜タンパク質の機能動態に及ぼす脂質の非対称性の影響などについて分子レベルでの議論が可能になる。

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公開日: 2023-01-30  

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