研究課題/領域番号 |
18K19437
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分49:病理病態学、感染・免疫学およびその関連分野
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
西城 忍 千葉大学, 真菌医学研究センター, 准教授 (60396877)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2020-03-31
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キーワード | サイトカイン / 真菌感染防御 / 感染免疫 / 常在細菌叢 |
研究成果の概要 |
病原真菌カンジダ菌(Candida albicans, 以下C. albicansは、日和見感染の原因菌として、高齢者、がん患者、免疫不全患者にとって時には命を脅かす感染症を引き起こす。本研究では、C. albicansに対する宿主の感染防御機構として腸管に常在する真菌が、その後の全身性感染に対して防御的に機能することを明らかにした。
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自由記述の分野 |
細菌学(含真菌学)
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年、社会の高齢化に伴い真菌感染症をはじめとした日和見感染症が大きな問題となっている。本研究では、全身性真菌感染防御機構として、常在性真菌が重要な役割を担っていることを明らかにした。この結果により、真菌感染に対する新たな治療戦略を導ける可能性が示唆された。
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