研究成果の概要 |
>30merのペプチドが、複数のクラス I分子や、クラスIとクラスIIの両者に会合し、ミニスーパー抗原(SBRAと呼称)として働くことを検証することを目的とした。HLA結合領域を予測する公開プログラムからSBRA候補領域の抽出を行い、末梢血単核球で長鎖ペプチドの複数MHCへの会合の実証実験を行った。日本人で高頻度のHLAを発現したK562細胞を樹立し、単一ペプチドが異なるHLA分子に会合したり、クラスIとIIに会合することを検証した。特異的T細胞を10ロット以上確保し、細胞内IFNg, IL4, IL10, IL2, TNFa, MIP1bを解析し、CD107a発現(脱顆粒指標)を解析した。
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