研究課題/領域番号 |
18K19678
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
山崎 あけみ 大阪大学, 医学系研究科, 教授 (90273507)
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研究分担者 |
菊池 良太 大阪大学, 医学系研究科, 講師 (40794037)
川原 妙 大阪大学, 医学系研究科, 助教 (00877805)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2023-03-31
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キーワード | 保健機能 / 学童 / 食行動 / アウトリーチ |
研究実績の概要 |
2021年は、昨年度の質的研究(観察研究19357-2 学童後期の子どもの食事の手伝いにおける役割発達プロセス)の親子グループインタビューの成果を国際学会に発表、投稿を行った。合わせて量的研究の評価指標の開発を行った。即ち(観察研究21189 Feeding Co-parenting Scale(PCS)の日本語版の信頼性・異文化同等性の検証)として学童期の子どもの主たる養育者を対象とし、PCSの日本語版の信頼性・異文化同等性の検証を、対象者11名に対し、質問紙調査とインタビューにより予備調査を実施した。その結果を用いて、日本語版のFCS項目を確定した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
昨年度のインタビューデータを学会発表し、量的調査にむけての文献検討などすすめたものの、フィールドとする小学校との調整は、COVID-19の影響で遅れたことは否めない。しかし、共同研究者である大学院生が、当該小学校に出前講義を行うなど関係形成に尽力し、昨年2月15日にはZOOMにてフィールドとさせて頂く小学校の学校長・家庭科教諭と次年度にむけて打ち合わせをすることができたため、今後の研究の推進には期待できる。
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今後の研究の推進方策 |
食に関する共同養育尺度(PCS)の信頼性・妥当性を検証し、PCSを評価指標とした量的調査を学童後期の子どもを養育しているカップルに対して実施予定である。調査に向けて倫理に申請中である。
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次年度使用額が生じた理由 |
COVID-19の影響によりフィールドである小学校での質問紙調査が延期となったため、それに伴う支出が次年度に繰り越すこととなった。しかし、フィールドとの打ち合わせは年度末に行っており、予備調査も終了しているため、次年度に実施できる予定である。
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