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2022 年度 研究成果報告書

理論に基づく健康アウトカムに鋭敏な日本社会における社会階層の測定法と分析法の探索

研究課題

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研究課題/領域番号 18K19699
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
審査区分 中区分58:社会医学、看護学およびその関連分野
研究機関北里大学

研究代表者

堤 明純  北里大学, 医学部, 教授 (10289366)

研究分担者 神林 博史  東北学院大学, 教養学部, 教授 (20344640)
小塩 隆士  一橋大学, 経済研究所, 教授 (50268132)
本庄 かおり  大阪医科薬科大学, 医学部, 教授 (60448032)
可知 悠子  北里大学, 医学部, 非常勤講師 (10579337)
研究期間 (年度) 2018-06-29 – 2023-03-31
キーワード健康格差 / 社会階層 / ライフコース / ストレス / ジェンダー
研究成果の概要

健康格差の解消を念頭に置き、わが国の健康格差研究を進めるための社会階層に関する指標および指標の統合と分析方法について、医学、社会学、経済学、ジェンダー論を背景に持つ学際的な研究グループで多角的な検証を行った。計9回の研究会と、研究班がアクセス可能なデータベースでの実証的な分析を行った。当該研究の第一人者を招聘したシンポジウムと教育講演を主催し、関連書籍の刊行にも貢献して、健康の社会格差研究の必要性と課題の共有に努めた。本研究で培われた研究者間のネットワークは、いくつかの関連テーマでの大型研究につながった。健康格差を検討するための労働者のデータベースを整備し、将来的なオープン化の準備をしている。

自由記述の分野

社会疫学

研究成果の学術的意義や社会的意義

全国規模の日本公衆衛生学会総会および日本ストレス学会学術総会において、当該分野の第一人者による教育講演とシンポジウムを実施し、ライフコースアプローチなど課題としていた研究方法論について視点を広げることができた。さらに、上記第一人者らが編集した書籍に著者として貢献し、多くの研究者と、当該研究の必要性と課題を共有することができた。延べ1万4千人の労働者から、社会階層に関する指標とともに、心理社会的要因、健康行動、バイオマーカーを調査したパネルデータからなるデータベースを整備した。本データベースは、日本人労働者の健康格差を検証するためのプラットフォームとしての活用が期待される。

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公開日: 2024-01-30  

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