研究課題/領域番号 |
18K19706
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研究機関 | 日本医科大学 |
研究代表者 |
崔 范来 日本医科大学, 医学部, 助教 (60424751)
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研究分担者 |
金涌 佳雅 日本医科大学, 大学院医学研究科, 大学院教授 (80465343)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2022-03-31
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キーワード | 地理空間情報 / 異状死 / 空間疫学 |
研究実績の概要 |
前年度に収集・抽出した、平成27年,平成22年における東京都区部の全異状死約3万例の「死亡や急変、受傷の場所や時間に関する情報」に関するデータベースを統計解析が容易なように再構築し、当該年の国勢調査結果に基づき、様々な社会的要因と異状死の関連について解析を実施した。前年度における、町丁字の小地域レベルや警察署管轄の地域レベルを基準とした自殺や突然死などの死亡率データを算出し、空間疫学的解析を実施し、異状死の地域格差や集積性について解析するための各種データの取得を継続した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
研究計画当初に予定していなかった研究室の移転計画が実施されたことから、この移転作業への対応のため、一時的に当該研究業務を中止せざるを得なかった。
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今後の研究の推進方策 |
データベースの構築ならびバリデーションは完了したことから、今後、新しい研究環境下での解析対応能力を再構築し、研究活動をより効率的に進める。
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次年度使用額が生じた理由 |
所属機関によるコロナ感染拡大防止に資する措置としての在宅勤務や、研究計画立案当初は予定していなかった研究室の移転があり、令和2年度の研究事業の活動が極めて困難であったため次年度使用額が生じた。令和3年度は、移転先の研究室等で、研究事業計画に必要な研究環境の整備に執行する予定である。
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