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2023 年度 研究成果報告書

日本におけるマスギャザリング対応に必要な看護ケアの体系化

研究課題

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研究課題/領域番号 18K19707
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
審査区分 中区分58:社会医学、看護学およびその関連分野
研究機関日本赤十字看護大学

研究代表者

三浦 英恵  日本赤十字看護大学, 看護学部, 教授 (40588860)

研究分担者 神原 咲子  神戸市看護大学, 看護学部, 教授 (90438268)
石田 千絵  日本赤十字看護大学, 看護学部, 教授 (60363793)
研究期間 (年度) 2018-06-29 – 2024-03-31
キーワード看護学 / マスギャザリング / 感染症 / 災害 / 教育的介入
研究成果の概要

マスギャザリングは「大規模なイベントやスポーツ競技会、コンサートなど多くの人が集まることにより人々の興奮、熱狂、会場環境、アルコール等が原因となり、多数の傷病者の発生や感染症が蔓延する可能性」として社会的・人為災害の一つであり、対策が必要である。しかし、災害看護学の教科書では、自然災害に関するものが多く、マスギャザリングについては触れられていないため、看護職の知識の習得と対応力の獲得が急務である。日本での新型コロナウイルス感染症の流行、ラグビーワールドカップや、東京オリンピックの経験を経て、様々な文献や報告書などから情報収集し、日本におけるマスギャザリング対応に必要な看護ケアを体系化した。

自由記述の分野

災害看護学

研究成果の学術的意義や社会的意義

マスギャザリングに対する看護職の危機意識は十分ではなく、日本の災害看護学の教科書にもその内容は触れられていない。日本は東京オリンピックなどの大規模スポーツイベントも経験した。マスギャザリングは、行われる場所、時間、環境がわかる場合は、周到に準備することにより減災すること、あるいは未然に防ぐことが可能である。看護職は、ボランティアや大規模イベントに関わる可能性もあり、看護職へのマスギャザリングの教育が必要かつ急務である。自然災害を中心とした災害看護学に対して、「マスギャザリング」という観点から看護ケアを体系化することは、社会の国際化が著しく進展していることからも大きな意義を持つと考える

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公開日: 2025-01-30  

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