研究課題
本研究では身体的な症状を調整や生命予後、心理社会的な状況を改善する効果があると言われている腎臓リハビリテーションを地域・在宅で継続的に実施できるための支援システムを構築する・そのシステムにICT(Information and Communication Technology)を用いて、在宅と施設をWebでつなぎ、両者で情報共有しながら、高齢透析患者が透析中はもちろん、非透析日にも運動療法が継続できるシステムを構築し、患者が安心して安全に運動ができる支援システムの構築を目的とする。いわゆる包括的な腎臓リハビリテーションの開発と、近年、ネットワーク活用の可能性が広がりつつあるICTを高齢者に用いる試みである。また本研究では、高齢者に特化し、高齢透析患者が透析中はもちろん、非透析日においても安全に運動療法が継続できるよう、ICT(Information and Communication Technology)を利活用して、在宅と施設をWeb接続し、両者で情報共有しながら、高齢透析患者が非透析日にも運動療法が継続できるシステムを構築した。令和2年度(最終年度)は昭和電気のエルゴメーターを用いて、高齢者の透析中、非透析日の運動を想定し、研究を遂行した。エルゴメーターに充電器を特別に付加した。これによって、運動した結果の運動量の測定、運動した量を充電器への充電に充当できた。また、測定した運動量はCSVファイルへ転送し、我々の既構築の透析支援システムに追加機能として連動することができた。システムには「運動の記録」と表示した。
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Supportive care in cancer
巻: 26 ページ: -
10.1007/s00520-021-06003-4
日本看護科学学会誌
巻: 40 ページ: 457-464
10.5630/jans.40.457