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2020 年度 研究成果報告書

ICTを利活用した高齢透析患者の非透析日における運動療法システムの構築

研究課題

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研究課題/領域番号 18K19710
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
審査区分 中区分58:社会医学、看護学およびその関連分野
研究機関三重県立看護大学 (2019-2020)
四日市看護医療大学 (2018)

研究代表者

大川 明子  三重県立看護大学, 看護学部, 教授 (20290546)

研究分担者 伊藤 薫  四日市看護医療大学, 看護医療学部, 准教授 (10433228)
梅田 徳男  四日市看護医療大学, 地域研究機構 看護医療交流センター, 研究員 (40142319)
豊田 妙子  四日市看護医療大学, 看護医療学部, 教授 (60794724)
小林 奈津美  三重県立看護大学, 看護学部, 助手 (50823960)
研究期間 (年度) 2018-06-29 – 2021-03-31
キーワード透析患者 / 運動療法 / 遠隔看護 / ICT
研究成果の概要

本研究では地域包括ケアシステムを目指した既構築システムに、高齢透析患者の運動項目を付加し、腎臓リハビリテーションを地域・在宅で継続的に実施できる支援システムを構築した。このシステムはICT(Information and Communication Technology)を用い、在宅―施設をWeb接続して情報共有しながら、透析中や非透析日に運動療法が継続できるシステムとして、高齢者透析患者が安心・安全に運動可能な支援システムとした。
このため、①エルゴメーターを既構築システムに装備した。②①に連結したプログラムを開発・付加した。③付加したプログラムの操作性、利便性等を医療従事者間で評価した。

自由記述の分野

慢性期看護学

研究成果の学術的意義や社会的意義

ICTを用いた高齢透析患者の運動療法は、身体面のみならず日常生活の心理社会的な状況を改善する長期にわたるリハビリテーションプログラムである。しかし、非透析日は非監視下運動となることから継続が困難となり脱落してしまう。そこでICTを用いることで双方向に情報伝送が可能となって監視下運動となる。また今後の高齢化をも見据えている点である。
本研究は高齢者特有の多岐にわたる疾病にも有用な効果をもたらす。また高齢者は地域で安心して療養生活が送れることから、精神的に元気に過ごすことができ豊かなコミュニティーができあがることが期待できる。
以上のことから、本研究の学術的意義、社会的意義は計り知れなく大きい。

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公開日: 2022-01-27  

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