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2021 年度 実施状況報告書

水及び生物体内のトレーサービリティを活用した生物生産環境解析手法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 18K19878
研究機関香川大学

研究代表者

山田 佳裕  香川大学, 農学部, 教授 (30297460)

研究分担者 大森 浩二  愛媛大学, 社会共創学部, 教授 (10152258)
井上 幹生  愛媛大学, 理工学研究科(理学系), 教授 (10294787)
申 基チョル  総合地球環境学研究所, 研究基盤国際センター, 准教授 (50569283)
研究期間 (年度) 2018-06-29 – 2024-03-31
キーワードアンチモン / 西条市 / 水源 / 地下水 / 河川
研究実績の概要

日本の多くの中小河川は、水利用や治水のため、人為的に水の流れが操作されているが、利水によって取水された水が流域をどのように循環しているのかはほとんど把握されていない。愛媛県西条平野の中小河川・水路の水源は、加茂川表流水、泉、地下水(深層地下水)と多岐にわたり、持続的な水利用のためには、水の供給源を定量的に明らかにすることが必要である。本研究では、アンチモンを水循環のトレーサーとして活用することによって、西条平野の表流水の起源を解析した。
今年度は、コロナ禍の行動規制のため、野外調査、試料採取、化学分析が出来なかったため、新しいデータと解析が出来ていない。来年度は、規制も弱くなるため、今年度予定していた計画を行う予定である。西条市の3つの水の起源の定量化に加えて、生物体内の元素分布の解析、窒素、リン等の生元素の起源の定量を行い、農業が物質循環に与える影響を解析する。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

コロナ禍の行動制限により、予定してた内容はほとんど行えなかった。今年度延長されており、予定していた計画を実施する。

今後の研究の推進方策

今年度は、観測、試料収集、出張等に対する制限がほぼ無いため、予定通り研究を進められる見込みである。

次年度使用額が生じた理由

コロナ禍のよる出張制限により、野外活動や化学分析が出来なかったため。今年度の計画は、次年度に行う予定である。

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公開日: 2024-12-25  

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