• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2022 年度 研究成果報告書

加齢性黄斑変性症におけるレトロトランスポゾン蓄積の影響およびメカニズムの解明

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 18K19961
研究種目

国際共同研究加速基金(帰国発展研究)

配分区分基金
審査区分 生物系
研究機関筑波大学

研究代表者

福田 慎一  筑波大学, 医学医療系, 准教授 (80643246)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワード逆転写 / Alu / 加齢黄斑変性 / cDNA
研究成果の概要

萎縮型加齢黄斑変性は、加齢とともに深刻な視力の低下を引き起こす疾患であり、黄斑部に網膜色素上皮から脈絡毛細血管板にかけて地図状萎縮病巣が形成され、現在有効な治療法はない。筑波大学内に独立した研究室・先端視覚医学講座をスタートさせ、老化と非常に似たメカニズムでAlu RNAが萎縮型加齢黄斑変性患者の網膜色素上皮内に蓄積し,逆転写され一本鎖のAlu cDNAが生成され,網膜色素上皮細胞死を誘導することを明らかにし、筆頭著者としてPNAS誌およびScience Advanced誌に報告した(Fukuda S, PNAS 2021; FukudaS Sci Adv 2021)。

自由記述の分野

眼科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

萎縮型加齢黄斑変性は、加齢とともに深刻な視力の低下を引き起こす疾患であり、現在有効な治療法はない。本研究成果は、新しい遺伝情報の流れを見出し、萎縮型加齢黄斑変性のメカニズムの一端を解明、逆転写を阻害する事が萎縮型加齢黄斑変性の悪化の予防に繋がる可能性を示唆した。

URL: 

公開日: 2024-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi