研究課題/領域番号 |
18KK0042
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
高崎 善人 東京大学, 大学院経済学研究科(経済学部), 教授 (00334029)
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研究分担者 |
小暮 克夫 京都大学, 東南アジア地域研究研究所, 特定助教 (00610057)
田中 万理 一橋大学, 大学院経済学研究科, 講師 (70792688)
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研究期間 (年度) |
2018-10-09 – 2024-03-31
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キーワード | 開発経済学 / 地理学 / GIS / 貧困 / アマゾン |
研究実績の概要 |
本研究の目的は、学際的国際共同研究「ペルー・アマゾンの農村生計・貧困(Peruvian Amazon Rural Livelihoods and Poverty (PARLAP))」を強化することである。大規模ミクロデータ(流域全村調査、農村標本調査、家計標本調査、国勢調査) とリモートセンシング分析を統合する。1年目の今年度は、主に次を実施した。 1.マクギル大学において、研究代表者と海外共同研究者との間の研究打合せを行い、研究計画を作成した。また、新しい共同研究者との研究体制を構築した。 2.次のミクロデータ作業を行った。1)流域全村調査データをもとにした汎用的変数(生物資源指標、農村厚生指標等)の作成と分析。2)農村・家計標本調査データの校正、汎用的変数(所得、土地、資産指標等)の作成、データベースの整備。3)交通機関の所要時間・費用についての都市部での追加フィールド調査。4)過去の交通機関についての歴史書調査。5)ペルー国勢調査データの整備、特に、異なるセンサス年の間の農村のマッチング作業。 3.リモートセンシング分析による、農村(バッファー)レベル・グリッドセルレベルのGISデータベース(氾濫原の河川地形特性、洪水脆弱性、森林被覆、地質等)を作成した。 4.若手研究者が主体となり「市場アクセスと環境」についての分析を進めた。同じく、若手研究者が主体となり超学際的研究テーマについての探索的検討を行った。博士課程大学院生が主体となり、「農村ネットワークと市場」について分析を行った。「生物資源の枯渇」、「洪水脆弱性」について国際学会発表を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
歴史要因データの収集に当初の計画に較べ多くの時間を要したものの、ミクロデータ整備、リモートセンシング分析、各テーマ研究が、比較的順調に進んでいる。
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今後の研究の推進方策 |
1. ミクロデータ作業を継続して行い、データベースを拡張する。 2. リモートセンシング分析を継続して行い、GISデータベースを拡張する。 3. 各個別テーマごとに分析を行い、成果発表を行う。
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次年度使用額が生じた理由 |
研究代表者の個別テーマ研究の進捗が遅れたため。主に研究補助謝金に使用する。
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