研究課題
海外共同研究者のNorbury博士らとの打ち合わせをもとにして、調査で使用する刺激[①非言語推測能力、②言語能力(語彙、文法)、③対人コミュニケーション能力 (ナラティブ、アイロニーの理解)] を作成した。それらを用いて日本人モノリンガル児にパイロット調査を実施した。また研究分担者とともに、言語発達環境についての質問紙を作成した。
2: おおむね順調に進展している
当初の計画通り、31年度から始まる調査に先駆けて、調査で使用する課題刺激と質問紙の作成を終えることができた。それにより、31年度は予定通りロンドン補習校の生徒を対象とした調査を開始することができる。
31年度はロンドン補習校の生徒を対象とした調査が研究の中心となる。そこで調査協力校のロンドン補習校との打ち合わせを密にして、データ収集を進める必要がある。
初年度にロンドン大学で共同研究者と打ち合わせすること、およびフィールドとなるロンドン補習授業校を訪問することを計画していたが、検討の上、日本での日本語を母語とする子どもを対象とする予備調査を先に行ったうえで打ち合わせをするほうが良いと判断し、計画を変更した。日本語を母語とする子どもの予備調査は初年度に実施することができたため、次年度前半にロンドン大学での打ち合わせ及びロンドン補習授業校で打ち合わせをする計画である。
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すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (2件) (うち国際共著 1件、 査読あり 2件) 学会発表 (4件) (うち招待講演 2件) 図書 (1件)
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