研究課題/領域番号 |
18KK0089
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研究種目 |
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分16:天文学およびその関連分野
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研究機関 | 東京都市大学 (2019-2021) 東北大学 (2018) |
研究代表者 |
津村 耕司 東京都市大学, 理工学部, 准教授 (60579960)
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研究分担者 |
松浦 周二 関西学院大学, 理工学部, 教授 (10321572)
佐野 圭 九州工業大学, 大学院工学研究院, 助教 (70802908)
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研究期間 (年度) |
2018-10-09 – 2022-03-31
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キーワード | 赤外線背景放射 / 黄道光 / ロケット観測 / 宇宙望遠鏡 |
研究成果の概要 |
我々はNASAの観測ロケットを用いた国際共同実験CIBER-2(Cosmic Infrared Background Experiment-2)による銀河系外背景光(EBL, Extragalactic Background Light)の超過の観測により、宇宙の隠された星形成史を探ることを目指している。 本研究費にて国際協力で開発を進めて来たCIBER-2は、2021年6月7日に無事に打上げ観測を実施することができた。この打上げにおいて、観測データを取得することができたことに加え、観測装置の回収にも成功した。
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自由記述の分野 |
赤外線天文学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年の観測天文学研究においては、地上およびスペースに設置された大型望遠鏡を用いた観測が主流となっており、その装置開発には10年単位での時間が必要となってしまう。そのような現状において本研究においては、EBL観測という科学目的に特化し、その観測を実現するために、小型の望遠鏡を観測ロケットに搭載することで、最先端の天文観測を安価に迅速に達成させるという点が世界的にもユニークであり、それを達成できたことに大きな意義がある。
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