• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2021 年度 研究成果報告書

ウラン等の環境負荷元素をその場分析するスマートシステムの開発

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 18KK0148
研究種目

国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))

配分区分基金
審査区分 中区分31:原子力工学、地球資源工学、エネルギー学およびその関連分野
研究機関国立研究開発法人日本原子力研究開発機構

研究代表者

香西 直文  国立研究開発法人日本原子力研究開発機構, 原子力科学研究部門 原子力科学研究所 先端基礎研究センター, 研究主席 (80354877)

研究分担者 山路 恵子  筑波大学, 生命環境系, 教授 (00420076)
関根 由莉奈  国立研究開発法人日本原子力研究開発機構, 原子力科学研究部門 原子力科学研究所 物質科学研究センター, 研究職 (00636912)
青柳 登  国立研究開発法人日本原子力研究開発機構, 原子力科学研究部門 原子力科学研究所 先端基礎研究センター, 研究副主幹 (80446400)
研究期間 (年度) 2018-10-09 – 2022-03-31
キーワードモバイルデバイス / 環境負荷元素 / 人形峠 / 植物 / 土壌
研究成果の概要

本研究では、米国ノースウエスタン大学との共同研究を通じて、SrやPb等の様々な元素を吸着・集積する材料開発、微量元素検出剤の最適化、簡易に様々な流路を作製出来る技術開発に成功した。コロナ禍の影響により、当初米国の研究室と共同開発研究を計画していた検出剤及び検出システムの研究に遅れが生じたが、全ての技術を一体化したモバイル型の微量元素検出システムを実現するために十分なデータを得ることが出来た。

自由記述の分野

環境動態

研究成果の学術的意義や社会的意義

重金属等による環境汚染問題の解決は、世界共通の課題である。なかでも、ウランによる深刻な環境汚染は、鉱山開発や原子力開発等により世界各地で発生している。例えば、希土類元素の鉱床においても元素番号が近いウランが含まれるため、世界の広範囲において、川や土壌への漏出による汚染のモニタリングが求められる。ウランを含む鉱物には鉛、ヒ素等の有害元素も含まれており、これらによる汚染も包括的に把握する必要がある。このような世界共通の状況において、誰でもその場で身近な環境汚染を数値化、可視化できる安価な可搬型分析システムを開発することは、発展途上国でも容易に利用できることからも社会的意義が大きい。

URL: 

公開日: 2023-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi