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2023 年度 研究成果報告書

3大陸横断型のウイルス性人獣共通感染症の調査研究

研究課題

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研究課題/領域番号 18KK0225
研究種目

国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))

配分区分基金
審査区分 中区分49:病理病態学、感染・免疫学およびその関連分野
研究機関東京大学

研究代表者

河岡 義裕  東京大学, 医科学研究所, 特任教授 (70135838)

研究分担者 渡辺 登喜子  大阪大学, 微生物病研究所, 教授 (60557479)
岩附 研子  東京大学, 医科学研究所, 特任助教 (20376619)
山田 晋弥  東京大学, 医科学研究所, 助教 (90466839)
植木 紘史  東京大学, 医科学研究所, 特任研究員 (70794907)
研究期間 (年度) 2018-10-09 – 2024-03-31
キーワードウイルス / 人獣共通感染症 / 野生動物
研究成果の概要

本研究では、アフリカ(シエラレオネ共和国)と南米(ボリビア)において、人獣共通感染症である各種ウイルス感染症のヒトおよび野生動物における流行状況を把握することを目的として、ヒトでの血清学的調査および野生動物の保有するウイルスの調査研究を行った。その結果、シエラレオネの首都フリータウン市では、多くの人がチクングニアウイルス等に対する抗体を有しており、これらのウイルスがフリータウンにおいて広く蔓延していることが判明した。またシエラレオネに生息するコウモリの調査によって、新規のアルファコロナウイルスの遺伝子を同定した。

自由記述の分野

ウイルス学

研究成果の学術的意義や社会的意義

人獣共通感染症の疫学調査があまり行われていないシエラレオネ共和国やボリビア等で、ヒトおよび野生動物から得られたサンプルを用いて、One Healthの概念に基づいた包括的な調査を行う点に意義がある。野生動物における各種ウイルスの保有率を明らかにすることは、現地における将来的な人獣共通感染症の流行発生のリスク評価につながる。さらに本研究から得られる知見は、日本へのウイルスの侵入の可能性の検証、感染症予防・対策法の策定などに役立つ情報となり、社会的波及効果も期待できる。

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公開日: 2025-01-30  

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