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2022 年度 研究成果報告書

温度勾配ゲル電気泳動によるHIV-1逆転写酵素遺伝子変異の迅速検出

研究課題

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研究課題/領域番号 18KK0285
研究種目

国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))

配分区分基金
審査区分 中区分62:応用情報学およびその関連分野
研究機関京都大学

研究代表者

保川 清  京都大学, 農学研究科, 教授 (30397559)

研究分担者 野原 康伸  熊本大学, 大学院先端科学研究部(工), 特任准教授 (30624829)
兒島 憲二  姫路獨協大学, 薬学部, 准教授 (40542759)
横田 文彦  九州大学, アジア・オセアニア研究教育機構, 准教授 (50760451)
吉高 淳夫  北陸先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 准教授 (60263729)
滝田 禎亮  京都大学, 農学研究科, 助教 (70263126)
研究期間 (年度) 2019-02-07 – 2023-03-31
キーワードゲノムプロフィリング / HIV-1 / エイズ / SARS-CoV-19 / 変異 / 温度勾配ゲル電気泳動
研究成果の概要

本研究の目標は、臨床サンプルから一定温度で標的DNAを増幅させ、マイクロ温度勾配ゲル電気泳動(μTGGE)にかけ、パターンに画像処理技術を適応して、遺伝子の変異情報が得られる新しいシステムの構築である。そのために、増幅DNAの長さや変異の位置がパターンに与える影響を調べること、1回の泳動で2~5個のゲルを扱えるμTGGE装置を開発すること、パターン追跡ソフトを開発し、変曲点を検出すること、一定温度DNA増幅法であるリコンビナーゼポリメラーゼ増幅法の酵素を改良して反応効率を上げること、インドでフィールドワークを行い、臨床サンプルを入手のネットワークを構築することに取り組み、これらを達成した。

自由記述の分野

酵素化学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の最終目標は、医療現場で、RNA増幅法によりHIV-1を検出し、TGGEにより薬剤耐性を判定するシステムを世界に普及させることである。この目標に向かって、装置開発、画像処理、酵素の改変という異なる分野が協力しあうことで、それぞれの分野で学術的価値の高い研究成果をあげ、論文発表した。今回、日本人研究者がインドの現地を訪れて作業を行い、各種情報を得ながら啓蒙活動を行い、多極的ネットワークを築くことができた。

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公開日: 2024-01-30  

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