新型コロナウィルスによって渡航が妨げられていたため、2021年度は研究に進捗がなかった。しかし渡航後にすぐに研究に着手できるように、関連研究の調査や基礎となる知識の獲得に務めた。
具体的には深層学習を用いて脳波を信号解析し、睡眠ステージを分類する研究に取り組むことで、渡航後に取り組む運動信号の解析に向けて有効な特徴量設計やネットワーク構造選択についての知見を蓄積した。
また、訪問滞在先の研究者からは常時情報交換をし、関連する最新の論文が出た場合には情報を送ってもらっている。これによって研究動向についてのアップデートを行っている。
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