研究課題/領域番号 |
18KK0330
|
研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
中尾 麻伊香 広島大学, 人間社会科学研究科(総), 准教授 (10749724)
|
研究期間 (年度) |
2019 – 2023
|
キーワード | 放射線被ばく / 広島 / 長崎 / 核実験 / ビキニ |
研究実績の概要 |
今年度は、国内での調査に加え、昨年度はできなかった海外渡航調査を行った。 ・8月から9月にかけて渡欧し、ウィーン医科大学、パリ・デカルト大学図書館、パリ自然史博物館、キュリー博物館、UNESCOアーカイブズ、ベルリン州立図書館、シャリテ医学図書館で、原爆被害に関する医学論文や、日本人科学者と欧州の科学者の交流などに関して調査を行った。 ・パリではEHESSの井上雅俊氏の協力を得て、調査を進めることができた。また、パリ在住の科学史研究者らと情報交換を行なった。 ・ウィーンではウィーン大学のElisabeth Roehrlich氏と、本研究課題に関して情報交換を行った。 ・国内では、広島と長崎で、関連の資料調査を行なった。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
今年度は海外渡航調査ができたものの、当初見込んでいたような進捗状況ではない。
|
今後の研究の推進方策 |
今後は、これまでの調査をまとめていくとともに、共同研究者を広島に招いて研究会を開催し、研究成果につなげる。
|