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2022 年度 実施状況報告書

現代スロヴェニア文学における越境性の研究

研究課題

研究課題/領域番号 18KK0332
研究機関北里大学

研究代表者

三田 順  北里大学, 一般教育部, 准教授 (20723670)

研究期間 (年度) 2019 – 2023
キーワードスレチュコ・コソヴェル / ドラーゴ・ヤンチャル / 越境性 / スロヴェニア文学
研究実績の概要

新型感染症の世界的流行のために延期されていたスロヴェニアでの研究滞在を前年度十月から引き続き九月末まで行った。滞在中には前年度末に国際シンポジウムにて発表したスレチュコ・コソヴェルの詩作品についての考察を論文としてまとめ、国際誌に投稿した。帰国後の十一月にはルーマニアのバベシュ・ボーヤイ大学で開催された国際シンポジウムに参加し、現代スロヴェニア文学を代表する作家ドラーゴ・ヤンチャルの小説作品における越境性についての発表を行った。その後、ミシェル・フーコーの概念「ヘテロトピア」という観点を手掛かりにヤンチャル作品の越境性を再検討した論考を国際誌に投稿した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

予定していた渡航が一年半延期されたことに加え、渡航先では滞在許可の取得が大幅に遅れ、五月末まで国外での調査が行えなかったため、課題の遂行に依然として遅れが生じている。秋以降は国内外での感染症の規制緩和に伴い、対面での学会参加などが増加しつつあり、研究が円滑に進められるようになってきている。

今後の研究の推進方策

成果発表のための国際学会への参加、論文の執筆を進めつつ、国外の研究協力者を招聘して講演会を開催する。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2022

すべて 雑誌論文 (1件) (うち国際共著 1件、 査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (2件) (うち国際学会 2件)

  • [雑誌論文] Ljubljana, Stirizlozna? Razmisljanje o trajanju zloga v slovenscini z gledisca govorca japonscine2022

    • 著者名/発表者名
      Jun Mita
    • 雑誌名

      obdobja

      巻: 41 ページ: 239-250

    • DOI

      10.4312/obdobja.41.239-250

    • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著
  • [学会発表] Portrait of a Border City. Maribor in the Novels by Drago Jancar.2022

    • 著者名/発表者名
      Jun Mita
    • 学会等名
      Worlding (Semi)Peripheral Literatures
    • 国際学会
  • [学会発表] Ljubljana, Stirizlozna? Razmisljanje o trajanju zloga v slovenscini z gledisca govorca japonscine2022

    • 著者名/発表者名
      Jun Mita
    • 学会等名
      obdobja
    • 国際学会

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公開日: 2023-12-25  

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