研究課題
本研究の基盤となるデータの取得、解析手法の習得のため、海外渡航が必要不可欠であった。しかし、新型コロナウィルスの感染症拡大により渡航延期となり、予定通り研究を進める事ができなかった。また、国内の移動も限られていたため、研究活動は所属機関に限られ、基課題を進めることしかできなかった。基課題では、四肢動物進化に伴う後頭部と首の運動機能の変遷を系統的に議論することを目的としている。そのため、所属機関において、解剖学的データの収集に従事し、研究費はほとんど使用しなかった。
4: 遅れている
新型コロナウィルスの感染症拡大により、渡航予定先であった英国ロンドン大学はロックダウンとなり、海外からの研究者の受け入れが一時的に不可となった。また、本研究に必要不可欠な標本をパリの自然史博物館から借用する予定であったが、同様の理由で標本の借用は叶わず、研究を進める事ができなかった。
渡航予定先(ロンドン大学)は現在もロックダウン状態が継続しているため、今年度も渡航は不可能であると予想される。そのため、国内移動の可能な範囲でCTデータを取得する予定である。
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福井県立恐竜博物館紀要
巻: 19 ページ: 105-112