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2019 年度 実施状況報告書

AFMを用いた単一分子性ナノワイヤ・ナノシートの伝導度解析

研究課題

研究課題/領域番号 18KK0395
研究機関京都大学

研究代表者

坂本 良太  京都大学, 工学研究科, 准教授 (80453843)

研究期間 (年度) 2019 – 2021
キーワードナノワイヤ / ナノシート / グラフィジイン / ジピリン / ジチオレン
研究実績の概要

申請者は現在実施中の科研費 (基課題) を強力に推進し, 単一ナノワイヤ・ナノシートが単離可能という貴重な特性を有する分子低次元系 (ジピリン金属錯体ナノワイヤ・ナノシート; グラフィジイン) の創製を達成した. 一方海外共同研究者として迎えるProf. F. Zamora・Prof. P. Amo-Ochoa両教授らは導電性AFMを用いた単一の金属錯体ナノワイヤの詳細な伝導度測定およびその理論的解釈を発表するなどの実績を有する. 本国際共同研究では, 単一鎖・シートに単離可能なナノワイヤ・ナノシートと両教授のAFMによる伝導度測定・解析技術を融合させ, これら革新的ナノ材料のエレクトロニクス方面への展開を具現化することを目的に設定した. 2019年度は, しかしながら, 自身の異動とコロナ禍のため, 渡航の目途は立っていない状況であった. 受け入れ先の両教授とは, 定期的にコンタクトを取っている状況にある.

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

研究代表者自身の異動とコロナ問題のため、現状では渡航の目途は立っていない。スペインはコロナ禍が特に深刻であるため、他国滞在も検討している状況にある。

今後の研究の推進方策

コロナ禍が2020年度現在も極めて深刻な状況にあるため、当該年度の渡航も極めて困難であると予想される。国内におけるサンプル調整などを進めるとともに、受け入れ先研究者とのディスカッションをオンラインで進める予定である。共著論文も準備する予定である。

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公開日: 2021-01-27  

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