共重合体をコアとするポリマー光ファイバに強い形状異方性を持つ介在物を分散させ、ファイバ変形下での介在物配向を調査した。期間中の渡航制限関連により、トルコ イェディテぺ大学ナムリ博士が異方性介在物の配向をモデリングできる可能性が見出されたため、渡航先変更を行った。イェディテぺ大では円柱断面の応力分布を解析し、介在物添加以前の三元共重合体がランダム共重合ではなく局在化した重合状態であることが示唆された。 この結果を受けて本邦で行った動的散乱解析において、段階的な重合においての固化層と未反応層の間での拡散が不均一性に寄与していることが示された。
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