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2019 年度 実施状況報告書

生物時計中枢の生体内計測と操作

研究課題

研究課題/領域番号 18KK0418
研究機関大学共同利用機関法人自然科学研究機構(新分野創成センター、アストロバイオロジーセンター、生命創成探究

研究代表者

榎木 亮介  大学共同利用機関法人自然科学研究機構(新分野創成センター、アストロバイオロジーセンター、生命創成探究, 生命創成探究センター, 准教授 (00528341)

研究期間 (年度) 2019 – 2021
キーワード生物時計 / 光イメージング / 生体内計測 / 概日リズム / カルシウム / ウルトラディアンリズム
研究実績の概要

私はこれまで、培養スライスを用いた長期光イメージング計測により、概日リズム中枢である視交叉上核の神経細胞群の動態を長期観察することで、リズム発振のメカニズムを解明してきた。また最近では、視交叉上核の主なリズム出力先である室傍核と傍室傍核領域において細胞内カルシウムの超短周期リズム(ウルトラディアンリズム)を見いだしている。概日リズムおよびウルトラディアンリズムの作動基盤のさらなる解明の為には、動物個体レベルで神経細胞ネットワークを観察し、活動を操作して、動物行動リズムとの相関を調べることが必須である。本課題では、米国ワシントン大学セントルイス校のErik Herzog教授と共同研究を行い、動物個体レベルにおけるリズム発振メカニズムを解明することを目指している。
2019年10月にHerzog教授が日本時間生物学会(金沢)の招待講演のため来日した際に、今後の共同研究についての具体的なプランや渡航日程について話し合った。2020年3月に渡米してさらに具体的な研究計画の打ち合わせを行い、7-9月に長期滞在して研究を行う旨了承得たが、新型コロナ流行のため渡航制限がかかり、先方の大学および研究室も長期閉鎖となったため、計画を延期することとした。事態が収束し次第、改めて渡航計画を立てる予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

2020年3月に研究打ち合わせのためアメリカに渡航予定であったが、新型コロナの流行が始まったため、日程を全てキャンセルした。予定していた2020年度夏の長期滞在の予定も延期とした。現在再開の見通しが立っていない。

今後の研究の推進方策

先方の教授とメールやWeb会議にて引き続き情報交換を行う。新型コロナの流行が収束し次第、改めて渡航計画を立てる。収束に時間がかかる場合は、国内で行える予備実験などを進めてゆく。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 備考 (1件)

  • [備考] 榎木個人Webサイト

    • URL

      https://www.enokiryosuke.com

URL: 

公開日: 2021-01-27  

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