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2023 年度 研究成果報告書

揺動・位相コントラストMRIによる脳腫瘍の頭蓋内環境の統合解析

研究課題

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研究課題/領域番号 18KK0450
研究種目

国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(A))

配分区分基金
研究分野 医学物理学・放射線技術学
研究機関金沢大学

研究代表者

大野 直樹  金沢大学, 保健学系, 准教授 (30642219)

研究期間 (年度) 2019 – 2023
キーワード頭蓋内環境 / 揺動MRI / 拡散イメージング / 位相コントラスト / 脳腫瘍
研究成果の概要

本研究では,脳のバイオメカニクスとハイドロダイナミクスを統合的に解析する新たな頭蓋内環境評価システムの確立を目指した.具体的には,申請者が開発した揺動MRIによる脳の弾性,血流,細胞構造などのバイオメカニクス情報と,共同研究者のAlperin教授らが開発した位相コントラストMRIによる頭蓋内圧およびコンプライアンスなどのハイドロダイナミクス情報を統合解析する新たな頭蓋内環境評価法を考案した.本手法は造影剤や特別なパルスシーケンスを必要とせず,脳腫瘍など脳のバイオメカニクスとハイドロダイナミクスが変化する疾患の病態解明に貢献し,非侵襲的な診断法として臨床応用できる可能性がある.

自由記述の分野

磁気共鳴イメージング

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では,脳のバイオメカニクスとハイドロダイナミクスの特性を統合的に評価する新たな頭蓋内環境評価システムの開発を目指した.申請者が開発した揺動MRI(脳の弾性,血流,細胞構造を評価する手法)と,海外共同研究者のAlperin教授らが開発した位相コントラストMRIによる頭蓋内圧やコンプライアンスを評価する手法を組み合わせることにより,脳腫瘍や特発性頭蓋内圧亢進症など,脳のバイオメカニクスとハイドロダイナミクスが変化する疾患の病態解明に貢献し,非侵襲的な診断法として臨床応用できれば,その意義は極めて高いと言える.

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公開日: 2025-01-30  

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