大規模患者リソース及びiPS技術を用いた統合失調症の病態予測のバイオマーカー開発

2018 年度 実施状況報告書

• 研究課題/領域番号: 18KT0022
• 研究機関: 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター
• 研究代表者: 橋本 亮太 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター, 精神保健研究所 精神疾患病態研究部, 部長 (10370983)
• 研究分担者: 中澤 敬信 大阪大学, 歯学研究科, 准教授 (00447335)
• 研究期間 (年度): 2018-07-18 – 2021-03-31
• キーワード: 精神疾患 / バイオリソース / iPS細胞 / バイオマーカー

研究実績の概要

統合失調症は、遺伝的・環境的要因が複雑に絡み合う多因子疾患であることが知られている。また、発症は一般には思春期であり、発症前の幼少期、発症オンセット、発症後、その後、場合により、治療抵抗性化、治療抵抗性統合失調症治療薬であるクロザピン抵抗性化というステップを経ることが示唆されている。従って、患者の発症前・後の状態を一貫して解析することが重要であると考えている。本研究では、クロザピン抵抗性化まで進行した患者を選択し、患者iPS細胞を神経幹細胞、未成熟神経細胞、および成熟神経細胞に分化させ、それぞれの細胞における神経機能の異常を明らかにすることによって、発症前の幼少期、発症オンセット、発症後、その後の治療抵抗性化、さらにはクロザピン抵抗性化という各ステップの分子病態を明らかにすることを目的にしている。先行して研究を実施してきた治療抵抗性統合失調症の一卵性双生児患者例におけるクロザピン応答性の分子基盤の一端として細胞接着分子群や転写因子群を同定している。今年度は、一卵性双生児患者例で同定してきた分子病態の妥当性を別な患者サンプルで評価した。すでに樹立済みのクロザピン応答性不一致例患者のiPS神経細胞サンプルの発現解析を実施したところ、細胞接着分子群のみならず、一部の転写因子群についても一卵性双生児患者でみられた分子病態の再現性が見られた。また、iPS神経細胞で同定された発現量の違いが血球系細胞でも同様に観察される可能性を検討することを目的として、当該患者の血液サンプルから全RNAを調製するとともに、患者群の臨床データの解析を実施した。iPS細胞関連技術を用いた治療応答性に注目した統合失調症研究の報告例はほとんどなく、同定した分子病態をさらに解析することにより、新たな統合失調症の発症、病気の進行、悪化、治療応答性等の分子基盤が明らかになることが期待される。

現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

先行して実施してきた治療抵抗性統合失調症の一卵性双生児患者例を用いた研究で、細胞接着分子群や転写因子群の発現量の差違をクロザピン応答性の分子基盤の一端として同定している。平成30年度におけるクロザピン応答性不一致例患者例を用いた研究により、その一部に再現性が確認された。本成果は、患者の末梢血サンプルやゲノムDNAを活用した、病態進行や副作用発現の予測をするバイオマーカーの開発につながるものと期待され、本計画は順調に進展していると考えている。

今後の研究の推進方策

引き続き、一卵性双生児患者、クロザピン応答性不一致例患者、統合失調症多発家系患者由来のiPS神経細胞を用いて、クロザピンへの応答性が異なる分子基盤を患者細胞を用いて明らかにする。明らかにした分子基盤を礎に、患者の血中RNA、脳MRI画像、あるいは認知機能等の臨床情報を考慮し、発症や病気の進行、悪化、あるいは治療薬の副作用発現を予測するバイオマーカーの開発を実施していく計画である。

次年度使用額が生じた理由

患者由来iPS神経細胞の網羅的RNA発現解析を実施するにあたり、iPS細胞を神経細胞に分化させる方法に改良を加える必要が生じたため、一部のRNA発現解析を次年度に実施する計画である。また、それに付随して、患者の治療履歴や脳機能データといった臨床データの解析も実施する計画である。次年度使用額はそれらの研究計画に用いる。

研究成果

• [雑誌論文] Frequency of mental disorders among chronic pain patients with or without fibromyalgia in Japan. (2019)
  • 著者名/発表者名: Miki K, Nakae A, Shi K, Yasuda Y, Yamamori H, Fujimoto M, Ikeda M, Shibata M, Yukioka M, Hashimoto R.
  • 雑誌名: Neuropsychopharmacol Rep 巻: 38(4) ページ: 167-174
  • DOI: doi: 10.1002/npr2.12025.
  • 査読あり / オープンアクセス
• [雑誌論文] Role of frontal white matter and corpus callosum on social function in schizophrenia. (2018)
  • 著者名/発表者名: Koshiyama D, Fukunaga M, Okada N, Morita K, Nemoto K, Yamashita F, Yamamori H, Yasuda Y, Fujimoto M, Kelly S, Jahanshad N, Kudo N, Azechi H, Watanabe Y, Donohoe G, Thompson PM, Kasai K, Hashimoto R.
  • 雑誌名: Schizophr Res 巻: 202 ページ: 180-187
  • DOI: doi: 10.1016/j.schres.2018.07.009.
  • 査読あり / オープンアクセス
• [雑誌論文] Abnormalities of eye movement are associated with work hours in schizophrenia. (2018)
  • 著者名/発表者名: Morita K, Miura K, Fujimoto M, Shishido E, Shiino T, Takahashi J, Yamamori H, Yasuda Y, Kudo N, Hirano Y, Koshiyama D, Okada N, Ikeda M, Onitsuka T, Ozaki N, Kasai K, Hashimoto R.
  • 雑誌名: Schizophr Res 巻: 202 ページ: 420-422
  • DOI: doi: 10.1016/j.schres.2018.06.064.
  • 査読あり / オープンアクセス
• [雑誌論文] Predicting work outcome in patients with schizophrenia: Influence of IQ decline. (2018)
  • 著者名/発表者名: Sumiyoshi C, Fujino H, Yamamori H, Kudo N, Azechi H, Fujimoto M, Yasuda Y, Ohi K, Sumiyoshi T, Hashimoto R.
  • 雑誌名: Schizophr Res 巻: 201 ページ: 172-179
  • DOI: doi: 10.1016/j.schres.2018.05.042.
  • 査読あり / オープンアクセス
• [雑誌論文] Cortical Brain Abnormalities in 4474 Individuals With Schizophrenia and 5098 Control Subjects via the Enhancing Neuro Imaging Genetics Through Meta Analysis (ENIGMA) Consortium. (2018)
  • 著者名/発表者名: van Erp TGM, Walton E, Hibar DP, Schmaal L, Jiang W, Glahn DC, Pearlson GD, Yao N, Fukunaga M, Hashimoto R,(178名中10番目), et al.
  • 雑誌名: Biol Psychiatry 巻: 84(9) ページ: 644-654
  • DOI: doi: 10.1016/j.biopsych.2018.04.023.
  • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著
• [雑誌論文] Comparative Analyses of Copy-Number Variation in Autism Spectrum Disorder and Schizophrenia Reveal Etiological Overlap and Biological Insights. (2018)
  • 著者名/発表者名: Kushima I, (27名中略）, Hashimoto R,(80名中29番目) , et al.
  • 雑誌名: Cell Rep 巻: 24(11) ページ: 2838-2856
  • DOI: doi: 10.1016/j.celrep.2018.08.022.
  • 査読あり / オープンアクセス
• [雑誌論文] Longer telomeres in elderly schizophrenia are associated with long-term hospitalization in the Japanese population. (2018)
  • 著者名/発表者名: Zhang Y, Hishimoto A, Otsuka I, Watanabe Y, Numata S, Yamamori H, Boku S, Horai T, Someya T, Ohmori T, Hashimoto R, Sora I.
  • 雑誌名: J Psychiatr Res 巻: 103 ページ: 161-166
  • DOI: doi: 10.1016/j.jpsychires.2018.05.014.
  • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著
• [雑誌論文] Genome-wide Association Analysis of Eye Movement Dysfunction in Schizophrenia. (2018)
  • 著者名/発表者名: Kikuchi M, Miura K, Morita K, Yamamori H, Fujimoto M, Ikeda M, Yasuda Y, Nakaya A, uHashimoto R.
  • 雑誌名: Sci Rep 巻: 8(1) ページ: 12347
  • DOI: doi: 10.1038/s41598-018-30646-9.
  • 査読あり / オープンアクセス
• [雑誌論文] Plasma Levels of Soluble Tumor Necrosis Factor Receptor 2 (sTNFR2) Are Associated with Hippocampal Volume and Cognitive Performance in Patients with Schizophrenia. (2018)
  • 著者名/発表者名: Kudo N, Yamamori H, Ishima T, Nemoto K, Yasuda Y, Fujimoto M, Azechi H, Niitsu T, Numata S, Ikeda M, Iyo M, Ohmori T, Fukunaga M, Watanabe Y, Hashimoto K, Hashimoto R.
  • 雑誌名: Int J Neuropsychopharmacol 巻: 21(7) ページ: 631-639
  • DOI: doi: 10.1093/ijnp/pyy013.
  • 査読あり / オープンアクセス
• [雑誌論文] Significant concordance of genetic variation that increases both the risk for obsessive-compulsive disorder and the volumes of the nucleus accumbens and putamen. (2018)
  • 著者名/発表者名: Hibar DP, (12名中略）ENIGMA Consortium, IOCDF-GC
  • 雑誌名: Br J Psychiatry, 巻: 213(1) ページ: 430-436
  • DOI: doi: 10.1192/bjp.2018.62.
  • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著
• [雑誌論文] Convergence of placenta biology and genetic risk for schizophrenia. (2018)
  • 著者名/発表者名: Ursini G, Punzi G, Chen Q, Marenco S, Robinson JF, Porcelli A, Hamilton EG, Mitjans M, Maddalena G, Begemann M, Seidel J, Yanamori H, Jaffe AE, Berman KF, Egan MF, Straub RE, Colantuoni C, Blasi G, Hashimoto R, Rujescu D, Ehrenreich H, Bertolino A, Weinberger DR.
  • 雑誌名: Nat Med, 巻: 24(6) ページ: 792-801
  • DOI: doi: 10.1038/s41591-018-0021-y
  • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著
• [雑誌論文] Widespread white matter microstructural differences in schizophrenia across 4322 individuals: results from the ENIGMA Schizophrenia DTI Working Group. (2018)
  • 著者名/発表者名: Kelly S, (46名中略）, Hashimoto R, (158名中48番目), et al.
  • 雑誌名: Mol Psychiatry, 巻: 23(5) ページ: 1261-1269
  • DOI: doi: 10.1038/mp.2017.170.
  • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著
• [雑誌論文] Analysis of the Influence of microRNAs in Lithium Response in Bipolar Disorder. (2018)
  • 著者名/発表者名: Reinbold CS, (37名中略）Hashimoto R,(121名中39番目) , et al.
  • 雑誌名: Front Psychiatry, 巻: 9 ページ: 207
  • DOI: doi: 10.3389/fpsyt.2018.00207.
  • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著
• [雑誌論文] Decreased serum pyridoxal levels in schizophrenia: meta-analysis and Mendelian randomization analysis. (2018)
  • 著者名/発表者名: Tomioka Y, Numata S, Kinoshita M, Umehara H, Watanabe SY, Nakataki M, Iwayama Y, Toyota T, Ikeda M, Yamamori H, Shimodera S, Tajima A, Hashimoto R, Iwata N, Yoshikawa T, Ohmori T.
  • 雑誌名: J Psychiatry Neurosci, 巻: 43(3) ページ: 194-200
  • DOI: doi: 10.1503/jpn.170053
  • 査読あり / オープンアクセス
• [雑誌論文] Genetic Overlap between General Cognitive Function and Schizophrenia: A Review of Cognitive GWASs. (2018)
  • 著者名/発表者名: Ohi K, Sumiyoshi C, Fujino H, Yasuda Y, Yamamori H, Fujimoto M, Shiino T, Sumiyoshi T, Hashimoto R.
  • 雑誌名: Int J Mol Sci 巻: 19(12) ページ: 3822-3822
  • DOI: doi: 10.3390/ijms19123822.
  • 査読あり / オープンアクセス
• [雑誌論文] Clozapine Pharmacogenetic Studies in Schizophrenia: Efficacy and Agranulocytosis. (2018)
  • 著者名/発表者名: Numata S, Umehara H, Ohmori T, Hashimoto R.
  • 雑誌名: Front Pharmacol 巻: 9 ページ: 1049
  • DOI: doi: 10.3389/fphar.2018.01049.
  • 査読あり / オープンアクセス
• [雑誌論文] 統合失調症患者における認知機能障害の推定：多施設共同研究 (2018)
  • 著者名/発表者名: 藤野陽生、住吉チカ、安田由華、山森英長、藤本美智子、福永雅喜、三浦健一郎、竹林佑人、岡田直大、磯村周一、河野直子、 豊巻敦人、久我弘典、磯部昌憲、大矢一登、岡久祐子、髙木学、橋本直樹、加藤正樹、鬼塚俊明、上野雄文、大沼徹、笠井清登、尾崎紀夫、住吉太幹、井村修、橋本亮太、COCORO、
  • 雑誌名: 精神神経学雑誌 巻: 120(4) ページ: 244-261
  • DOI: 0
  • 査読あり / オープンアクセス
• [学会発表] 精神疾患の病態解明とその障害への支援に関する研究、 (2019)
  • 著者名/発表者名: 橋本亮太、椎野智子、
  • 学会等名: 平成30年度精神保健研究所研究報告会、
• [学会発表] 統合失調症の眼球運動研究、 (2019)
  • 著者名/発表者名: 橋本亮太
  • 学会等名: 平成30年度京都大学霊長類研究所共同利用研究会
• [学会発表] 精神疾患の克服と障害支援への挑戦、 (2019)
  • 著者名/発表者名: 橋本亮太
  • 学会等名: 第四回認知機能をチーム医療で考える会、
  • 招待講演
• [学会発表] 精神疾患の克服とその障害支援への挑戦 (2019)
  • 著者名/発表者名: 橋本亮太
  • 学会等名: むさしの会：1月の例会・学習会
  • 招待講演
• [学会発表] 統合失調症ー薬物治療の基本を学ぶ、 (2019)
  • 著者名/発表者名: 橋本亮太
  • 学会等名: 新宿区精神障害者家族会新宿フレンズ昼の家族会
  • 招待講演
• [学会発表] Cross-disorder analysis of neuroimaging data in Psychiatry, (2019)
  • 著者名/発表者名: Hashimoto R,
  • 学会等名: Japan-UK Neuroscience Symposium 2019
  • 国際学会 / 招待講演
• [学会発表] 精神疾患のバイオタイプによる診断・治療法の開発 (2018)
  • 著者名/発表者名: 橋本亮太
  • 学会等名: 第16回IGC第12回COCORO合同会議
• [学会発表] 多施設共同研究体制の構築 (2018)
  • 著者名/発表者名: 橋本亮太
  • 学会等名: 第16回IGC第12回COCORO合同会議
• [学会発表] 統合失調症の眼球運動障害のゲノム解析 (2018)
  • 著者名/発表者名: 橋本亮太
  • 学会等名: H30年度AMED「疾病克服に向けたゲノム医療実現プロジェクト」研究交流会
• [学会発表] 統合失調症における認知機能障害評価法の臨床応用 (2018)
  • 著者名/発表者名: 椎野智子、住吉チカ、藤野陽生、山森英長、藤本美智子、安田由華、大井一高、住吉太幹、橋本亮太、
  • 学会等名: 第22回日本精神保健・予防学会
• [学会発表] リエゾン精神科医のためのガイドライン活用術 (2018)
  • 著者名/発表者名: 橋本亮太、市橋加代
  • 学会等名: 第31回総合病院精神医学会総会
• [学会発表] 精神疾患の克服とその障害支援への挑戦 (2018)
  • 著者名/発表者名: 橋本亮太
  • 学会等名: 横浜YPSピアスタッフの集い
• [学会発表] 統合失調症薬物治療ガイド作成の趣旨 (2018)
  • 著者名/発表者名: 橋本亮太
  • 学会等名: 第28回日本臨床精神神経薬理学会・第48回日本神経精神薬理学会合同年会
  • 招待講演
• [学会発表] iPS細胞関連技術とヒト型疾患モデルマウスを用いた精神疾患の分子病態解析、 (2018)
  • 著者名/発表者名: 中澤敬信、橋本亮太、田熊一敞、橋本均、
  • 学会等名: 第28回日本臨床精神神経薬理学会・第48回日本神経精神薬理学会合同年会
• [学会発表] 統合失調症患者のクロザピン治療による中間表現型の変化 (2018)
  • 著者名/発表者名: 藤本美智子、三浦健一郎、森田健太郎、工藤紀子、畦地裕統、山森英長、安田由華、池田学、橋本亮太、
  • 学会等名: 第28回日本臨床精神神経薬理学会・第48回日本神経精神薬理学会合同年会
• [学会発表] 統合失調症患者の労働状態：推定精度に関わる要因 (2018)
  • 著者名/発表者名: 住吉 チカ、藤野陽生、山森英長、工藤紀子、畦地裕統、藤本美智子、安田由華、大井一高、住吉太幹、橋本亮太、
  • 学会等名: 精神疾患と認知機能研究会
• [学会発表] 簡易認知機能検査をアセスメントに用いた支援の実践 (2018)
  • 著者名/発表者名: 佐田あゆ美、福留隆志、釘抜利明、橋本亮太、
  • 学会等名: 日本デイケア学会第23回年次大会
• [学会発表] 精神科医療における標準治療と臨床経験との関係、 (2018)
  • 著者名/発表者名: 橋本亮太
  • 学会等名: 第7回日本精神科医学会
  • 招待講演
• [学会発表] 統合失調症薬物治療を正しく理解し正確に伝えるために、 (2018)
  • 著者名/発表者名: 橋本亮太
  • 学会等名: 埼玉県精神障害者家族会連合会 精神障害者家族間の支援者（ピアサポート）養成研修会
• [学会発表] 慢性疼痛と精神疾患：「やるべきこと」と「やってはならないこと」 (2018)
  • 著者名/発表者名: 橋本亮太
  • 学会等名: 日本線維筋痛症学会第10回学術集会
  • 招待講演
• [学会発表] 統合失調症薬物治療ガイドラインとは-ガイドラインの概念と使い方- (2018)
  • 著者名/発表者名: 橋本亮太
  • 学会等名: 第2回日本精神薬学会総会・学術総会
  • 招待講演
• [学会発表] 共同研究の上手な進め方‐多施設共同研究ってどうやるの？ (2018)
  • 著者名/発表者名: 橋本亮太
  • 学会等名: 第40日本生物学的精神医学会・第6１会日本神経化学会大会合同年会
• [学会発表] 統合失調症の皮質下体積と認知・社会機能の相関解析 (2018)
  • 著者名/発表者名: 越山太輔、福永雅喜、岡田直大、山下典生、山森英長、安田由華、藤本美智子、大井一高、藤野陽生、渡邉嘉之、笠井清登、橋本亮太、
  • 学会等名: 第40日本生物学的精神医学会・第6１会日本神経化学会大会合同年会
• [学会発表] Eye Movement Abnormalities in Major Depressive Disorder. (2018)
  • 著者名/発表者名: Takahashi J, Miura K, Morita K, Fujimoto M, Yamamori H, Yuka Y, Kudo N, Shishido E, Okazaki K, Kasai K, Hirano Y, Hashimoto R, Onitsuka T.
  • 学会等名: 第40日本生物学的精神医学会・第6１会日本神経化学会大会合同年会
• [学会発表] Abnormalities of eye movement are associated with work hours in schizophrenia. (2018)
  • 著者名/発表者名: Morita K, Miura K, Fujimoto M, Shishido E, Shiino T, Takahashi J, Yamamori H, Yasuda Y, Kudo N, Hirano Y, Koshiyama D, Okada N, Ikeda M, Onitsuka T, Ozaki N, Kasai K, Hashimoto R.
  • 学会等名: 第40日本生物学的精神医学会・第6１会日本神経化学会大会合同年会
• [学会発表] 統合失調症における労働状態の予測因子：確率予測による検討 (2018)
  • 著者名/発表者名: 住吉チカ、藤野陽生、住吉太幹、山森英長、工藤紀子、畦地裕統、藤本美智子、安田由華、橋本亮太、
  • 学会等名: 第40日本生物学的精神医学会・第6１会日本神経化学会大会合同年会
• [学会発表] 過去の注視位置が統合失調症患者の視覚探索に与える影響 (2018)
  • 著者名/発表者名: 岡田研一、三浦健一郎、藤本美智子、森田健太郎、山森英長、安田由華、稲垣未来男、篠崎隆志、藤田一郎、橋本亮太、
  • 学会等名: 視覚科学フォーラム
• [学会発表] 統合失調症は治るのか～リカバリー概念から (2018)
  • 著者名/発表者名: 橋本亮太、中込和幸
  • 学会等名: 第5回NCNPメディア塾
• [学会発表] 統合失調症・うつについて、 (2018)
  • 著者名/発表者名: 橋本亮太
  • 学会等名: 平成30年度第一回薬物療法専門薬剤師集中講義
• [学会発表] 炭酸リチウムと抗精神病薬が感情障害患者の皮質下脳体積に与える影響についての検討 (2018)
  • 著者名/発表者名: 橋本直樹、成田尚、岡田直大、福永雅喜、橋本亮太、久住一郎、
  • 学会等名: 第15回日本うつ病学会総会
• [学会発表] Eyemovement abnormalities and their association with cognitive impairments in schizophrenia (2018)
  • 著者名/発表者名: Morita K, Miura K, Fujimoto M, Yamamori H, Yasuda Y, Kudo N, Azehi H, Okada N, Koshiyama D, Kawakami S, Morita S, Ikeda M, Kasai K, Hashimoto R.
  • 学会等名: 第41回日本神経科学大会
• [学会発表] 日本医療機能評価機構Mindsによる診療ガイドラインの精神疾患への適用 (2018)
  • 著者名/発表者名: 橋本亮太
  • 学会等名: 第114回日本精神神経学会学術総会
• [学会発表] 精神疾患のバイオタイプによる診断・治療法の開発 (2018)
  • 著者名/発表者名: 橋本亮太
  • 学会等名: 第15回IGC第11回COCORO合同会議
• [学会発表] 多施設共同研究体制の構築 (2018)
  • 著者名/発表者名: 橋本亮太
  • 学会等名: 第15回IGC第11回COCORO合同会議
• [学会発表] Abnormalities of eye movement are associated with work hours in schizophrenia: A multi-site study. (2018)
  • 著者名/発表者名: Morita K, Miura K, Fujimoto M, Shishido E, Shiino T, Takahashi J, Yamamori H, Yasuda Y, Kudo N, Hirano Y, Koshiyama D, Okada N, Ikeda M, Onitsuka T, Ozaki N, Kasai K, Hashimoto R.
  • 学会等名: 7th BESETO International Psychiatry Conference
  • 国際学会
• [学会発表] Behavior/Self-Reports/Paradigms based on RDoC focusing on cognitive impairment (2018)
  • 著者名/発表者名: Hashimoto R,
  • 学会等名: WFSBP Asia Pacific Regional Congress of Biological Psychiatry
  • 国際学会 / 招待講演
• [学会発表] Circuits/Physiology biomarkers based on RDoC. (2018)
  • 著者名/発表者名: Okada N, Hashimoto R, Ozaki N, Kasai K.
  • 学会等名: WFSBP Asia Pacific Regional Congress of Biological Psychiatry
  • 国際学会
• [学会発表] Cross disorder analysis of brain measures: implication of new diagnosis. (2018)
  • 著者名/発表者名: Hashimoto R, Yasuda Y, Ohi K, Fukunaga M.
  • 学会等名: Laboratory Seminar, Imaging Genetics Center, University of Southern California
• [学会発表] Cross disorder analysis of brain measures: implication of new diagnosis. (2018)
  • 著者名/発表者名: Hashimoto R, Yasuda Y, Ohi K, Fukunaga M.
  • 学会等名: UCI Medical Center Ground Rounds,
• [学会発表] Cross disorder analysis of brain measures: implication of new diagnosis. (2018)
  • 著者名/発表者名: Hashimoto R, Yasuda Y, Ohi K, Fukunaga M.
  • 学会等名: Luncheon Seminar, Department of Psychology,Georgia State University
• [学会発表] The de novo Q1042R POGZ mutation in sporadic ASD disrupts the neuronal differentiation. (2018)
  • 著者名/発表者名: Matsumura K, Nakazawa T, Okada S, Nagayasu K, Miura H, Kasai A, Takuma K, Yamamori H, Yasuda Y, Hashimoto R, Hashimoto H.
  • 学会等名: WCP2018 Kyoto
  • 国際学会
• [学会発表] A 1.5-year longitudinal study on social activity in schizophrenia. (2018)
  • 著者名/発表者名: Ohi K, Sumiyoshi C, Fujino H, Yasuda Y, Yamamori H, Fujimoto M, Sumiyoshi T, Hashimoto R.
  • 学会等名: CINP 2018 World Congress
  • 国際学会
• [図書] 統合失調症薬物治療ガイドラインとは-ガイドラインの概念と使い方-、日本精神薬学会誌 (2019)
  • 著者名/発表者名: 橋本亮太
  • 総ページ数: 2(2):68-69
  • 出版者: 一般社団法人日本精神薬学会
  • ISBN: 0
• [図書] Conference Report:第31回国際神経精神薬理学会（CINP）、臨床Legato (2018)
  • 著者名/発表者名: 大井一高、嶋田貴充、片岡譲、桒田有紀、橋本亮太、
  • 総ページ数: 4(3):50-52
  • 出版者: メディカルレビュー社
  • ISBN: 0
• [図書] わかりやすい「統合失調症薬物治療ガイドライン」、メンタルヘルスマガジン こころの元気＋ (2018)
  • 著者名/発表者名: 橋本亮太
  • 総ページ数: 12(11):26-27
  • 出版者: 認定特定非営利活動法人 地域精神保健福祉機構
  • ISBN: 0
• [図書] ガイドラインにおけるclozapine、臨床精神薬理 (2018)
  • 著者名/発表者名: 橋本亮太
  • 総ページ数: 21(11):1451-1458
  • 出版者: 星和書店
  • ISBN: 0
• [図書] EGUIDEプロジェクトによる精神科医療の普及と教育、Depression Strategyうつ病治療の新たなストラテジー (2018)
  • 著者名/発表者名: 橋本亮太
  • 総ページ数: 8(3):4-7
  • 出版者: 先端医学社
  • ISBN: 0
• [図書] 本邦での統合失調症ガイドライン、月刊精神科 (2018)
  • 著者名/発表者名: 橋本亮太
  • 総ページ数: 33(1):45-51
  • 出版者: 科学評論社
  • ISBN: 0
• [図書] 非定型抗精神病薬単剤に非反応な統合失調症患者への抗精神病薬使用、臨床精神薬理 (2018)
  • 著者名/発表者名: 橋本亮太
  • 総ページ数: 21(5):681-863
  • 出版者: 星和書店
  • ISBN: 0
• [図書] 統合失調症薬物治療ガイド―患者さん・ご家族・支援者のために― (2018)
  • 著者名/発表者名: 統合失調症薬物治療ガイド作成メンバー
  • 総ページ数: 121
  • 出版者: じほう
  • ISBN: 0
• [備考] 国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 精神疾患病態研究部
  • URL: https://byoutai.ncnp.go.jp/