研究課題/領域番号 |
18KT0025
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
杉山 由恵 大阪大学, 情報科学研究科, 教授 (60308210)
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研究分担者 |
八木 高伸 早稲田大学, 理工学術院, 主任研究員(研究院准教授) (00468852) [辞退]
中村 匡徳 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (20448046)
石井 暁 京都大学, 医学研究科, 講師 (30467469)
青木 友浩 国立研究開発法人国立循環器病研究センター, 研究所, 室長 (40633144)
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研究期間 (年度) |
2018-07-18 – 2023-03-31
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キーワード | 血栓過程 / 数理モデル / 走化性方程式系 / 脳動脈瘤 |
研究実績の概要 |
【解析対象1】ラビット及びマウスの実験により、血栓化過程の初期的挙動をMRIで確認し、同挙動を記述する方程式系の確立に研究に取り組んできた。 【解析対象2】瘤増大過程のマクロファージ機序に関わる数理モデル構築を検討してきた。 【解析対象1:検討状況】ラビットについては、検証中に生命を維持できないなどの事象があり、要検討項目が多くある。コロナ禍の影響でラビット実験の進捗が遅延し、改善が得られない状況にある。 【解析対象2:成果】数理モデルの構築、及び、数値実験に成功している。知財を確立した後に、論文発表を予定している。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
コロナ禍の影響でラビット実験に遅延が生じたため、現象確認にめどが立ちづらい状況が続いている。炎症過程を考慮した数理モデルを構築し、先行的に数値シミュレーションを実施している状況にある。
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今後の研究の推進方策 |
医学実験については、コロナ禍の影響次第であるが、研究期間を延長することで実験実現を目指している。
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次年度使用額が生じた理由 |
コロナ禍により、医学実験の実施に遅延が生じたため。
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