研究課題
特定領域研究
炭素原子のみからなる球状の分子であるフラーレンの内部空間に小原子や分子を入れた「内包フラーレン」を、従来用いられてきた効率の低い物理的手段ではなく、「分子手術法」とよぶ有機化学的手法によって合成した。すなわち、フラーレン分子C60およびC70について、有機化学反応によってまず骨格に開口部を設け、それを適当なサイズに拡大した後に、ヘリウム、水素、重水素などを内部に入れ、最後に開口部を閉じることによって、これらの化学種を含んだ内包フラーレンを合成することに初めて成功した。
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