研究課題/領域番号 |
19024016
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
廣瀬 通孝 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 教授 (40156716)
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研究分担者 |
谷川 智洋 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 講師 (80418657)
上岡 玲子 東京大学, インテリジェントモデリングラボラトリ, 特任助教 (30401318)
阿部 浩二 東京大学, インテリジェントモデリングラボラトリ, 研究機関研究員 (80401321)
西村 邦裕 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 助教 (70451797)
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キーワード | 情報可視化 / 体験記録 / 実空間性 / 時間軸 / ウォークスルー / ライフログ / 2D3D |
研究概要 |
本年度は、下記の3課題を行なった。 ◎実時間軸と実空間軸を利用した情報提示空間の構築 実利用者自身の経験・記憶が容易に活用できるVR情報空間の設計と実装を行なった。具体的には、Virtual Time Machineと呼ぶ多量の体験情報可視化ソフトウェアの設計と実装を行い、より効果的に表示可能とするための動的クラスタリングや時間軸と空間軸を利用したVR空間内のインタフェースの開発を行なった。 ◎ネットワークを用いた多人数による体験情報の収集と反映 インターネット経由で情報を取得する仕組みを実装し、Flickerなどの写真共有サイトから位置情報付きの写真等を取り込み、より多人数の体験情報をまとめられる仕組みを構築した。また、既存の写真の取り込みのみならず、リアルタイムに写真を取り込む仕組みを構築し、遠隔地の体験者の情報をリアルタイムに閲覧することを可能とした。 ◎大量画像によるウォークスルー可能な広域区間の生成 複数画像による、ウォークスルー可能な3D-VR空間生成を行なった。具体的には、2次元の写真から3次元VR空間を作成する基本的アルゴリズムの作成と3次元化された空間同士をこれまで研究されていない時間軸方位に空間を接続する手法の開発を行なった。
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