研究概要 |
19年度は内閣府経済 社会総合研究所と協働し,平成19年に成立した改正統計法に伴うSNA(国民経済計算)の計算システムの再設計・再構築に関する研究を行った(今年度も継続).内閣府大臣官房統計委員会委員,総務省統計局委員に就任した.研究の基本方針は,煩雑を極める現在の統計システムに代えて,出口が提唱している交換代数による代数演算モジューを主体としたシステムを構築するというものである.現段階での成果は社会・経済システム学会の企画セッションで(共同研究している内閣府総合研究所の大貫研究員とともに)公表した.詳細は20年夏頃に発刊される学会誌に掲載される予定である.
|