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2007 年度 実績報告書

イネ配偶体型花粉不稔遺伝子の単離

研究課題

研究課題/領域番号 19043013
研究機関九州大学

研究代表者

土井 一行  九州大学, 大学院・農学研究院, 助教 (80315134)

キーワードイネ / 花粉不稔 / 遺伝子単離
研究概要

本研究では、イネ配偶体型花粉不稔遺伝子の単離を行っている。本年度は、1) ヒノヒカリ交雑集団を利用した初期マッピング、2) gps5の高精度マッピング、3)他の遺伝子の分離集団の確保、4)花粉不稔遺伝子オーソログの探索、などを行った。その結果、以下の成果を得た。
・ヒノヒカリ交雑集団を利用した初期マッピングをgps7とgps12に関して試みた。その結果、これまでの4個(gps4、gps5、gps6、gps13)に加え、gps7を染色体2に、gps12を染色体8に位置づけた。
・gps5の高精度連鎖解析については、十分量の種子が得られなかったため、行わないこととし、高精度連鎖解析用の種子確保に努めた。その結果、gps4とgps6の高精度連鎖解析用集団を得た。
・gps7は雑種F1花粉不稔遺伝子S22の近傍にマップされたため、別プロジェクトにて進行中のS22の高精度連鎖解析と連携して連鎖解析を進めた。具体的には、S22の高精度連鎖解析用のDNAマーカーがT65-ヒノヒカリの交配組み合わせで多型を示すことを期待し、シーケンス解析によるマーカー作成を試みた。データの詳細は整理中であるが、おそらく10kbに1個程度のSNPが見つかる程度であり、この交配組み合わせによる高精度連鎖解析を多くの集団で継続するのは困難であると考えられた。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] Identification of mutants for abnormal pollen development in rice2007

    • 著者名/発表者名
      Yamagata, Y.・K., Doi・H, Yasui・A., Yoshimura
    • 雑誌名

      Breeding Science 57

      ページ: 331-337

    • 査読あり

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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