研究分担者 |
河原 達也 京都大学, 学術情報メディアセンター, 教授 (00234104)
黒橋 禎夫 京都大学, 情報学研究科, 教授 (50263108)
角 康之 京都大学, 情報学研究科, 准教授 (30362578)
中野 有紀子 成蹊大学, 理工学部, 准教授 (40422505)
大本 義正 京都大学, 情報学研究科, 助教 (90511775)
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研究概要 |
GECAシステムに言語処理システムSynGraphをGECAシステムに追加する作業を進めた.GECAを用いた複数ユーザインタラクション機能の改良,SKGを用いたコンテンツ供給機能との接続を行った.GECAを用いてインタラクティブに機器操作説明を行う会話エージェントシステムを試作した.人間どうしの自然な音声会話において,聞き手が興味を示しているあいづちの形態的・韻律的パターンを同定し,会話音声からあいづちを自動検出する方法について研究を行った.WWWコーパスの機械解析結果から計算される文要素関の共起尺度を観測変数として用い,変数間の相関を因子分析モデルによって分析した.CEBEと呼ぶ没入型WOZ環境の開発を進めた.現実空間をコンテンツ化するため,全方位カメラを用いて撮影した実空間を元に仮想空間を簡便に構築するシステムを開発した.3人会話データから特徴的な会話プロトコルの抽出を試みた.多人数会話エージェントの開発に向けた基礎データの収集と分析を行い,会話状況を検知できることを示した.社会的関係を特徴づけるパラメータを提案し,文化,社会的関係,そして非言語行動との相互関係を表現するモデルを構築した.人間の会話行動推定モデルを統合し,多人数会話における対話制御方式の提案と実装を行った.非言語的なインタラクション系列の模倣学習.教師なし学習と教師あり学習を組み合わせて,非言語的なインタラクションの模倣学習を実現するための基本アルゴリズムを構成した.会話エージェントとのインタラクションの自然さの指標作成.信号処理をもちいて生理指標からストレスの度合いを計測することにより,インタラクションの自然さを評価するシステムを構築した.エージェントによる場の盛り上がりと個人の盛り上がりの自動判別手法を実装した.
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