研究課題
本年度は,(A)高速ビジュアルインターフェイスと(B)高速マイクロビジュアルフィードバックの2つについて,前年度までに研究開発した高速センシングシステムを用いて、具体的な応用システムの構築を行った。(A)高速ビジュアルインターフェイス本年度は、3次元認識のために多眼化に向けたセンシング手法を検討する予定だったが、システムの小型化が難しいことが判明したとともに、対象を限定することで少ない高速ビジョンで高度な3次元認識が可能であることが分かったため、その認識手法の構築と応用システムの試作を行った。A-1)高速センシング手法として、高速に動く人間の指を3次元認識するための手法を設計し、検証を行った。A-2)高速センシング手法として、ロバストな特徴点追跡と単眼カメラによる3次元復元を実現するための手法を設計し、検証を行った。A-3)3次元計測を支援する技術として、非剛体の物体を高精度に復元するための手法を設計し、検証を行った。A-4)開発した手法をシステムに実装し、その動作を確認・評価するとともに、ビジュアルインターフェイスとしての応用システムの構築を行った。(B)高速マイクロビジュアルフィードバック前年度までの要素技術を元に、高速マイクロビジュアルフィードバックのための顕微鏡システムを試作した。B-1)手振れ補正機能を有する小型顕微鏡を試作した。B-2)試作した手振れ補正機能つき小型顕微鏡と既存の高速ビジョン組み合わせ、システム全体を制御する環境を整えた。B-3)B-2)で構築した環境を用い、手ぶれ補正顕微鏡用制御アルゴリズムを構築した。B-4)B-1~3)を組み合わせて手ぶれ補正顕微鏡を実現した。B-6)既存の自動XYZステージ、高速ビジョンシステムを組み合わせ、高速複数細胞認識技術研究用システム構築した。
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