研究課題
基盤研究(S)
生後早期の発達過程において、経験・訓練・学習に伴うシナプスの使用状況に応じてシナプス回路の強化と除去が起こる。その結果、未熟なシナプス回路は機能的で正確な投射関係を備えたシナプス回路へとリファインされ、認知・言語・技能・知能などの神経機能が飛躍的に発達する。現在、シナプスおけるグルタミン酸受容体(GluR)の活性化とそれによる細胞内Ca^<2+>濃度や伝達効率の変化が、この活動依存的なシナプス回路発達を促進することがわかってきている。本研究では、GluRおよびその下流で細胞機能制御に関わる分子群に着目し、競合的なシナプス回路の発達・維持の分子細胞機構を、神経解剖学・神経生理学・発生学・行動学の観点から解析することにより、その共通原理を解明する。
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