研究課題
基盤研究(S)
大質量星が進化の最後におこす重力崩壊型超新星がどのような仕組みで爆発にいたるのかは、宇宙物理学の長年の謎である。一方、ガンマ線バーストも大質量星の進化の最終形態の一つであることが明らかになり、通常の超新星とガンマ線バーストや極超新星を分ける仕組みがどうなっているのか、またその際に鍵をにぎる物理量は何か、大質量星の終焉に他の形態はないのか、といった問に答えることが重要となってきた。本研究課題では、単に超新星爆発のメカニズムやガンマ線バーストの中心天体の解明にとどまらず、大質量星がその進化の最後に到達する様々な最終形態の系統的な研究を行うことが重要であると考え、大質量星の進化、重力崩壊のダイナミクスとコンパクト天体の形成、ジェットの生成と伝播、元素の合成や高エネルギー粒子の生成などに注目し、その全体像を統一的に明らかにすることを目的としている。
すべて 2009 2008 その他
すべて 雑誌論文 (6件) 図書 (2件) 備考 (2件)
The Astrophysical Journal Letters Volume 697, Issue 2
ページ: L133-L136
Phys.Rev.Lett. 103
ページ: 121101
The Astrophysical Journal Letter 690
ページ: L47-L51
The Astrophysical Journal Letters 690
ページ: L43-L46
Physical Review letters 103
ページ: 132501-1-132501-4
The Astrophysical Journal Letter 689
ページ: L105-L108
http://www-utap.phys.s.u-tokyo.ac.jp/~sn09/
http://www.cfca.nao.ac.jp/~sn10/