研究課題/領域番号 |
19104007
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研究種目 |
基盤研究(S)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
物性Ⅰ
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
樽茶 清悟 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (40302799)
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研究分担者 |
大岩 顕 東京大学, 大学院・工学系研究科, 講師 (10321902)
山本 倫久 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教 (00376493)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2011
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キーワード | 量子ドット / 量子細線 / 量子コヒーレンス / 超伝導接合 / 観測問題 |
研究概要 |
個々の電子の量子力学的性質を正確に制御できれば、固体量子物理の学術と情報処理への応用の両方に新概念を提供できる.本研究では、半導体量子ドット、細線を用いてその基礎研究を行った.ドット中の電子スピンの量子力学的性質を利用した情報単位と演算の実現、超伝導効果を含めた種々のスピン効果の電気的制御、量子細線中の電子波の量子コヒーレンスの電気的制御など、上記概念の原理確認に初めて成功した.これにより量子コヒーレンスの制御と物理の進展に大きく貢献した.
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