研究課題
基盤研究(S)
高速重イオンが単結晶中の周期配列中を通過する際、イオンは時間とともに変化する振動電場を感じるために、その内部準位は共鳴的に励起される。コヒーレント共鳴励起と呼ばれるこの過程において、数10ギガ電子ボルトの高エネルギー重イオンを用意することによって、X線領域に相当する準位間遷移が可能になる。本研究では、この共鳴励起を利用した光を使わない量子状態の操作や、精密原子分光法としての原子物理における新しい可能性を探る。
すべて 2009 2008 2007 その他
すべて 雑誌論文 (5件) 学会発表 (3件) 備考 (1件)
Phys.Rev.Lett 102
ページ: 085502
J.Phys.Conf. 163
ページ: 012094
Phys.Rev.Lett. 101
ページ: 113201
J.Phys.Conf. 58
ページ: 359-362
Nucl. Instrum. and Methods B 256
ページ: 157-161
http://atom.phys.metro-u.ac.jp/