研究課題
基盤研究(S)
細胞の環境ストレス適応機構の一般原理を解明するため、高度に発達した遺伝学的手法が適用できる出芽酵母をモデル系として活用し、1)細胞が浸透圧変化を感知し細胞内シグナルを生成する機構、2)細胞内でのHOGシグナル伝達経路の制御機構の解明を目指す。浸透圧のような物理的性質に細胞が応答する仕組の解明には、応答に異常の見られる変異株の分離とその原因遺伝子の同定、さらにその遺伝子産物の機能の細胞生物学的・生化学的解析、という手法が極めて有効である。加えて、細胞の応答を定量的に測定するための遺伝子発現リポーター、高い時空解像度で測定することの出来るFRETリポーターなども活用する。
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http://www.ims.u-tokyo.ac.jp/MolCellSignal/