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2009 年度 自己評価報告書

実観測データを用いた時空間コンテキストに基づく人間行動モデルの構築

研究課題

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研究課題/領域番号 19200011
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 知能情報学
研究機関京都大学

研究代表者

美濃 導彦  京都大学, 学術情報メディアセンター, 教授 (70166099)

研究期間 (年度) 2007 – 2010
キーワード知能情報処理 / 環境メディア / 行動モデル / 支援システム
研究概要

人間の行動をさりげなく観測し,人間を支援する母親のようなメディア(環境メディア)の構築を目指して,これまで「人間同士の1対1の対話」,「講師と生徒の1対多の対話」,「家の中での日常生活」,「キッチンでの調理活動」の4つをフィールドとして,人間の自然な行動を妨害しない情報収集システムの構築とデータの収集を行なってきた.本研究では,これらのフィールドで人間を支援するシステムの実現を目指して,これまで収集してきた人間の自然な行動情報に基づき,支援を必要としている人間の行動をモデル化することを目的とする.そのため,データに現れる人間の行動を,空間と時間に基づいた一連の要素のパターン(時空間コンテキスト)として記述する手法を研究する.
まず環境メディアを構築する基礎として,観測したデータに基づく人間の行動のモデル化,及びその記述法を確立する.人間の日常および対話行動から興味深い行動を抽出し,その行動をモデル化して時空間コンテキストに基づいて記述する.その後,環境メディアの観測データからその行動に該当する部分を探索・同定し,行動モデルの評価を行う.

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2010 2009 2007

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] e-learning における学習者の顔動作観測に基づく主観的難易度の推定2010

    • 著者名/発表者名
      中村和晃, 角所考, 村上正行, 美濃導彦
    • 雑誌名

      電子情報通信学会論文誌 Vol. J93-D, No. 5(掲載予定)

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 講師行動の統計的性質に基づいた講義撮影のための講義状況の認識2007

    • 著者名/発表者名
      丸谷宜史, 杉本吉隆, 角所考, 美濃導彦
    • 雑誌名

      電子情報通信学会論文誌 Vol. J90-D, No. 10

      ページ: 2775-2786

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 調理コンテンツの自動作成のためのレシピテキストと調理観測映像の対応付け2007

    • 著者名/発表者名
      山肩洋子, 角所考, 美濃導彦
    • 雑誌名

      電子情報通信学会論文誌 Vol. J90-D, No. 10

      ページ: 2817-2829

    • 査読あり
  • [学会発表] 講義室の状況把握を支援する講師受講者映像の同期再生システムの構築2010

    • 著者名/発表者名
      吉次孝太, 森村吉貴, 上田真由美, 椋木雅之, 美濃導彦
    • 学会等名
      第2回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム
    • 発表場所
      淡路夢舞台国際会議場 (兵庫県淡路市)
    • 年月日
      2010-03-01
  • [学会発表] 調理行動モデル化のための調理観測映像へのアノテーション2009

    • 著者名/発表者名
      橋本敦史, 大岩美野, 舩冨卓哉, 上田真由美, 角所考, 美濃導彦
    • 学会等名
      第1回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム (DEIM2009)
    • 発表場所
      ヤマハリゾートつま恋
    • 年月日
      2009-03-10

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公開日: 2011-06-18   更新日: 2016-04-21  

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