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2010 年度 実績報告書

教育支援のための地域無線・光複合情報基盤の開発

研究課題

研究課題/領域番号 19200054
研究機関大阪大学

研究代表者

前迫 孝憲  大阪大学, 人間科学研究科, 教授 (00114893)

研究分担者 西森 年寿  大阪大学, 人間科学研究科, 准教授 (90353416)
松河 秀哉  大阪大学, 大学教育実践センター, 助教 (50379111)
森 秀樹  大阪大学, 人間科学研究科, 助教 (30527776)
奥林 泰一郎  大阪大学, 人間科学研究科, 助教 (60580941)
キーワード教育工学 / 教育情報 / 無線LAN / LPS / 超鏡
研究概要

本研究は、未来に生きる子どもたちのためのより良い環境(情報基盤)構築毒教育分野から促す長期・目標の下、教育支援のための地域無線・光通信複合情報基盤の開発を直接の目的とした。最終年度となる今年度は、教育用地域無線情報基盤としての5GHz帯無線アクセスシステム(包括免許を得て運用)や光ファイバが通信網(地域学校のクラウドコンピューティング・システムによる広域支援等)、衛星通信網(超高速インターネット衛星『きずな』を活用したe-ラーニング実験等)と、それらを相互接続した教育情報基盤について総合的な評価を行うと共に、未来の教室用情報操作環境を検証するため、今年度から開始された子どもたち一人ひとりが情報端末を所持するフューチャースクールにおける利用状況を、機材のみならず支援員等のサポート面を含めて調査した。さらに、米国MITメディアラボから始まったOLPC(One Laptop per Child)プロジェクト関係者を招聘、グローバルな知見を得ると共に共同研究を開始した。高精細HD映像「超鏡」については、コンピュータを利用せず映像機材を組合わせて実現、シンガポールと日本(奈良)の中等学校や大学間を通常のインターネット回線で接続して、回線速度変動や通信状況に適応する国際間HD「超鏡」通信実験を行った。また、本学人間科学研究科のネットワーク運用を対象に、年間を通してさまざまの記録(セキュリティ上の問題や利用者サポートの実態等)を集積、今後の教育支援のための情報基盤運用に関わる貴重な示唆を得ることができた。

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2010 その他

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (1件) 備考 (2件)

  • [雑誌論文] 低帯域高精細映像伝送方式による国際間遠隔学習2010

    • 著者名/発表者名
      中澤明子、松河秀哉、奥林泰一郎、森秀樹、前迫孝憲
    • 雑誌名

      日本教育工学会論文誌

      巻: 34 Suppl ページ: 85-88

    • 査読あり
  • [雑誌論文] Scratchを用いた文系大学生向けプログラミング教育2010

    • 著者名/発表者名
      森秀樹
    • 雑誌名

      日本教育工学会論文誌

      巻: 34 Suppl ページ: 141-144

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 遠隔交流学習環境を理解するための教員研修-「超鏡」を例とした一検討2010

    • 著者名/発表者名
      中澤明子、重田勝介、奥林泰一郎
    • 雑誌名

      大阪大学教育学年報

      巻: 15 ページ: 17-27

    • 査読あり
  • [学会発表] 動画とスライドショーを用いた国際交流学習の実施-Japan-USA Teen Talk Projectを事例として2010

    • 著者名/発表者名
      奥林泰一郎、中澤明子、スペンス・ゼオースキ、前迫孝憲
    • 学会等名
      日本教育工学会
    • 発表場所
      金城学園大学
    • 年月日
      2010-09-20
  • [備考]

    • URL

      http://winds-ets8.jaxa.jp/winds/experiments/report/06_201003.html

  • [備考]

    • URL

      http://mailsrv.nara-edu.ac.jp/~sachiko/nesm-project/top.html

URL: 

公開日: 2012-07-19  

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