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2007 年度 実績報告書

清代档案館資料によるユーラシア乾燥域の降水変動の復元研究

研究課題

研究課題/領域番号 19201005
研究機関総合地球環境学研究所

研究代表者

中尾 正義  総合地球環境学研究所, 研究部, 教授 (90142695)

研究分担者 加藤 雄三  総合地球環境学研究所, 研究部, 助教 (20353451)
谷田貝 亜紀代  総合地球環境学研究所, 研究部, 助教 (60353447)
承 志  総合地球環境学研究所, 研究部, プロジェクト上級研究員 (80455229)
竹内 望  千葉大学, 理学研究科, 准教授 (30353452)
小林 修  愛媛大学, 農学部, 講師 (20294788)
キーワード清代档案資料 / 中国乾燥地 / 降水変動 / 古気象 / 復元
研究概要

共同研究機関である中国科学院・寒区旱区環境与工程研究所と平成19年度〜平成22年度にわたる4年間の共同研究に関する協定書を締結した。
協定書に従い、特に現地調査の予定地である中国西部にある黒河流域にある同研究所の管理する複数の観測点を視察し、予定している土壌水分分布の観測の適地候補を選定するとともに、委託するべき現地観測の担当候補者との面談や土壌試料の基礎的な物理的性質測定のための機器の所在や借用の可/不可など、来年度の観測計画立案の基礎情報を収集した。また、来年度の現地調査の概要についても、同研究所と協議した。
国内においては、現地観測として実施すべき項目の検討を行い、特に日本人研究者が現地訪問時に実施する人工降水実験用設備を設計して製作した。このことにより、来年度の現地調査の準備がすべて調ったことになる。
また、現在保有している档案館データの観測地域に該当する客観解析データを購入し、現在の降水量分布特性の解析に着手するとともに、保有している档案データの読み込みを開始した。数値データに関しては、統計解析用データベースの作成を開始するとともに、漢文データを読み解き、内容と数値データとの突合せ作業を始めた。
さらに、本研究の結果として補正をおこなう档案館データの検証データとなる氷コアや年輪、湖底堆積物などのプロクシーデータに関する検討集会を開催し、今後必要な検証データの取得に関する検討を行なった。

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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