研究課題
1.3年計画の2年目である平成20年度においては、命題のITの自己増殖機能の内生化と製造技術との共進に視点を据えたハイブリッド技術経営について、計測手法の完成とその適用をねらいに、(1)計測手法の開発、(2)企業別・業種別・国別経年観測、及び(3)市場実態分析に邁進した。2.その結果、計測手法を完成して、それを用いて企業別・業種別・国別経年観測、及び市場実態分析を行い、共進的内生化の実態の解明に迫ることができた。3.しかし、20年10月以降米国発世界同時不況の影響が顕在化し、それを反映した分析手法の再構築が必要になり、これに時間を要したため当初20年度末までに行う予定であった試行分析・マクロ分析の着手が遅れ、3ヶ月遅延して21年6月に完了することになった。4.以上を通じて、日本経済の再活性化を可能にした製造技術の強みとITの学習成果の融合によるハイブリッド技術経営のメカニズムを解明してそれを汎用的に適用する見通しを明らかにすることができた。5.しかし、同時に、世界同時不況下で学習相手の疲弊にも直面し、新たに学習対象を活性化させた上で、学習するという新たなハイブリッド技術経営の必要性を明らかにすることができ、世界的にも注目を浴びた。以上の結果、最終年度に向けて、「ネオ・ハイブリッド技術経営」の実効性を更に検証すると共に、その結果に基づく汎用的な適応方策を検討していくことが大きな課題であることが明らかになった。
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