研究課題
基盤研究(A)
本研究では、低分子化合物により活性化されることによって特異的な応答遺伝子の発現を制御する種々の核内受容体の作用制御物質を創製することを目的とする。当面の標的とする核内受容体はレチノイド(RARとRXR)、ビタミンD(VDR)、甲状腺ホルモン(TR)、脂質・糖質・コレステロール代謝等での重要な働きをする核内受容体PPAR、LXR、FXR、そしてリガンド未知のオーファン受容体群である。具体的な研究計画は主に以下の6項目からなる。(1)オーファン核内受容体の内因性および合成リガンドの探索(2)ヘテロダイマーパートナー選択的なレチノイド受容体RXRリガンドの創製(3)リガンド依存的な核内受容体と種々の転写因子との相互作用解析(4)受容体変異解析法によるリガンド依存性の解析(5)核内受容体機能解析のためのバイオプローブの開発と応用(6)疎水性ファーマコフォアとしてのホウ素クラスター研究
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