研究課題/領域番号 |
19201051
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
原 正一郎 京都大学, 地域研究統合情報センター, 教授 (50218616)
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研究分担者 |
田中 耕司 京都大学, 地域研究統合情報センター, 教授 (10026619)
柴山 守 京都大学, 東南アジア研究所, 教授 (10162645)
貴志 俊彦 神奈川大学, 経営学部, 教授 (10259567)
関野 樹 総合地球環境学研究所, 研究推進戦略センター, 准教授 (70353448)
飯島 渉 青山学院大学, 文学部, 教授 (70221744)
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キーワード | 地域情報学 / 地域研究 / GIS / 健康 / 時空間情報 / 資源共有化システム / 地域間比較 / アーカイブ |
研究概要 |
研究の基盤となる地域研究情報基盤(時空間情報解析ツール、資源共有化システム、時空間辞書)の研究・開発を継続した。時空間情報の保健・医療への適用に関する研究会を開催した。タイを中心に資料所在調査等を継続した。 (1)時空間情報解析ツール:データの空間属性に着目したGISツール(HuMap)と時間属性に着目したツール(HuTime)の研究・開発を継続し、研究会ホームページ(http://www.h-gis.org)から公開を開始した(アクセス制限付き)。 (2)資源共有化システム:多様な地域研究データベースの横断検索を目指した資源共有化システムの研究・開発を継続した(http://area.net.cias.kyoto-u.ac.jp/GlobalFinder/cgi/Start.exe)。国立民族学博物館および総合地球環境学研究所との接続実験を開始した。 (3)研究会等の開催:地域研究統合情報センター全国共同研究「時空間情報に着目した地域研究情報の創出」との共催により、a)時空間情報解析ツール、b)資源共有化システム、c)疫学データの歴史的分析等に関する研究会を開催し、研究の推進を図った。 (4)データ調査:タイを中心にマラリア等の疾病データ、気候等の物理環境データ、所得・生業等の社会・経済データの所在調査を継続した。 (5)時空間辞書の構築:定性データの関連づけや効率的な横断検索を実現するために、構造化された語彙辞書の構築を継続した。 (6)成果の公表:PNC-ECAI(台北)、人文科学とコンピュータシンポジウム等において、成果の論文および口頭による発表を行った。研究会ホームページを立ち上げた。
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