研究課題/領域番号 |
19202002
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
斉藤 明 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 教授 (80170489)
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研究分担者 |
榎本 文雄 大阪大学, 大学院・文学研究科, 教授 (70151991)
室寺 義仁 高野山大学, 文学部, 教授 (00190942)
久間 泰賢 三重大学, 人文学部, 准教授 (60324498)
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キーワード | 仏教学 / 翻訳 / 日英基準訳語 / 仏教用語 / 定義的用例 / バウッダコーシャ |
研究概要 |
本研究の最終年度にあたる本年度は7月および3月に全体研究会を開催し、各研究班の具体的な成果を検証し、研究成果のとりまとめとその公表に関して意見交換を行った。この間の3年間の成果をふまえ、9月に開催された日本印度学仏教学会・第61回学術大会(於立正大学)において「仏教用語の現代語訳と定義的用例集(バウッダコーシャ)の構築に向けて」と題して研究代表者、研究分担者および研究協力者をパネリストとするパネル設け、研究成果の一端を紹介するとともに、今後の本格的な研究プロジェクの創始に向け、忌憚のない意見・情報交換を行った。また研究代表者は、5月に第55回ICES(国際東方学者会議)、8月に国際チベット学会(UBC)、9月に日本印度学仏教学会、10月に中国蔵学研究中心(北京)におけるワークショップ、翌2月に密教文化研究所第6回研究会において、関連研究の成果をそれぞれ発表した。また、本研究の成果の一部として2月に研究代表者および研究協力者の共編著により『『倶舎論』を中心とした五位七十五法の定義的用例集』(Bibliotheca Indologica et Buddhologica 14)山喜房佛書林,2011年2月を刊行するとともに、Web上での公開を行った。
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