研究課題
1. 第4回のセミナーとして、6月にシンポジウム「いま人麻呂歌集を考える」を開催した(発表=神野志・毛利正守、司会=身崎)をおこなった。海外の研究機関・研究者との連携をおおきく発展させることができた。9月にハーヴァード大学イエンチン研究所において「東アジア古典世界の教養基盤」をテーマとしてシンポジウムをおこない、10月にコロンビア大学で「教養の基盤-類書を学び、類書で学ぶ」と題して公開授業のかたちでワークショップをひらいた(神野志隆光・齋藤希史・徳盛誠)。12月に、韓国・成均館大学における日韓合同のシンポジウム「東アジア古典世界を考える」を、前年のミニシンポジウムを発展させておこない(神野志・身崎壽・内田賢徳・徳盛)、09年2月に台湾・開南大学において国際フォーラム「古代日本語の構造と表現」をおこなった(内田・毛利正守・坂本信幸)。さらに、UBCのラフィン准教授、UCLAのダシー准教授から、招聘をうけ、あらたな協働関係が広がった。2. 活動成果(講演・シンポジウム・ワークショップの報告や授業概要)は、ホームページに日英中韓の4カ国語で掲載した。3. 教育的見地による活動として、(1)4-7月に東京大学教養学部において神野志・斎藤が『古典日本語の世界』に基づく授業をおこない、学習テキストの発展を試みた。(2)8月に奈良女子大学と共同で若手研究者支援プログラムとして特別講義「関連分野の学び方」(内田・大槻信・道坂昭廣)・講演「韓国木簡の現在」(李成市・イヨンヒョン)、11月に北海道大学において特別講義「漢籍の受容-『文選』の場合」を実施した(身崎・小助川貞次・廣川晶輝)。(3)コロンビア大学における公開授業のほか、韓国におけるシンポジウムをつうじて共通の「教本」の必要性を論議した。4. 各大学において図書等を整備した。
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UP 第38巻第1号
ページ: 49-54
大航海 第66号
ページ: 77-85
論集上代文学 30
ページ: 175-190
上代文学 101
ページ: 12-35
京都語文 15
ページ: 79-91
UP 第37巻第4号
ページ: 55-59
大航海 第67号
ページ: 66-72
UP 第37巻第7号
ページ: 54-59
創文 513号
ページ: 23-26
UP 第37巻10号
ページ: 51-57
国語国文研究 134
ページ: 1-14
萬葉語文研究 4
ページ: 189-199
http://fusehime.c.u-tokyo.ac.jp/jp/eastasia/